【比較レビュー】COMANDANTE「C40 MK4」の挽き目・微粉量を検証!MK3との違いは?

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世界最高峰と言われるコーヒーミルといえばコマンダンテ「C40」

2013年に発売して以降、未だに最高峰の座は揺るぎません。
 
Instagramでコマンダンテ検索したらめっちゃ出てくるし、ファンも多いな

そんなコマンダンテに追従して、ステンレス刃の手挽きミルが次々登場しました。

最近ではエスプレッソグラインダーで超有名なMAZZERも参入して大波乱。

という状況なので、コマンダンテの地位は相対的に下がってきたと言えます。

 
言うても結構前のミルやしな
 
いつコマンダンテを超えるミルが登場してもおかしくありませんよね

その最中に出たのが「C40/MK4」です。

MK4は「C40/MK3」の後継型で、マイナーアップグレードモデルになります。
 
何が変わったんや?
MK4の変更点
・内部のフレーム形状変更
・粉受けの素材変更(着色ビンは変更無し)
・グリップバンド(S)の追加

その他は箱の素材など本体以外のちょっとした変化程度です。

 
なんや、それならMK3のままでもええな
 
ところがいざ確認すると、ちょっと違うんですよ

MK3と同じ感覚で調整すると「アレ?」ってなります。
 
一体何が違うんや!?

今回はちょっと違うMK4の性能を、検証を通してチェックしていきましょう。

目次

挽き目の目安・分布検証

同一の豆を用いて、最小粒度とそれぞれの抽出方法に適した挽き目を検証します。

ミルの表記について
▪︎C2(TIME MORE):T.M-C2
 ・通常版:N
 ・ロイヤルブルー:RB
 ・シャンパンゴールド:CG
▪︎C3(TIME MORE):T.M-C2
▪︎栗子X(TIME MORE):T.M-X
▪︎slim+(TIME MORE):SLIM-P
▪︎栗子G1(TIME MORE):T.M-G1
▪︎ポーレックス:PORLEX
▪︎Barista Pro(Zassenhaus):Z,H-BP
▪︎C40 MK3(comandante):C40-MK3
▪︎C40 MK4(comandante):C40-MK4

極細挽き・細挽き

検証概要
▪︎豆量:10g
▪︎目開き:600/700μm

C40の0点(原点)の確認方法は独特。

刃が破損する可能性もあるため、ダイヤルは締め切りません。

自重でハンドルが回らなくなった時点を0点とし、そこからクリック数を数えます。

一応試しに力技で締め切ったところ、自重でハンドルが回るのに6クリック分必要でした。
この点は、MK3と同じやったで

その上で粒度をチェックしてみると‥

「8」~「9」までが、エスプレッソの適正範囲に近い結果となりました。
 
あれれ?MK3とはクリック数が違いますね

MK3と比較すると、3段階スライドしたような範囲になっています。
 
粒度自体は似てるから、結果も同じになるんちゃうか?

後程、エスプレッソ検証で抽出適正を確認しましょう。

中挽き

検証概要
▪︎豆量:20g
▪︎目開き:500/800/1100/1400μm

中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。

入手しやすくチェーン系列の中で一番粒度が均一なため、中挽きの基準として参考にしやすいです♪

検証の結果、中挽きの基準は「24」が適しています。
 
分布を見ると、MK3とちょっと違うんちゃうか?
誤差と考える事もできますし、判断が難しいところですね

しかし、クリック数が3つほどズレている点は細挽き検証と同様でした。

 
粒度が悪くなったわけちゃうし、どちらにしてもアップグレードと言えるかもな

粗挽き

検証概要
▪︎豆量:10g
▪︎目開き:1400/1600μm

上記概要を踏まえてJPproの挽き目「125」と比較し、どの程度粗挽きに対応できるか確認します。
JPproの分布(挽き目「125」)
▪︎1601μm~:3.3g
▪︎1401~1600μm:2.2g

結果「33」~「34」が近い挽き目となりました。

こちらも分布はMK3と近いですが、やはり3クリック程度のズレがあります。

 
ネジ切りの個体差なんかなぁ
 
MK3と同じ感覚で調整すると粗くなるので、注意が必要ですね

微粉量検証

検証内容
▪︎豆量:20g
▪︎目開き:400μm
▪︎スクリーニング時間:3分

当サイトでは、400μm以下を微粉として扱います。

400μmとは、ターキッシュ(トルコ式)コーヒーに使用される超極細の粒度です。
小麦粉よりも少し大きめの細さやで

お湯に溶かすとこのようにドロ状になります。

上記を踏まえてMK4の中挽き・粗挽きの性能をチェックしましょう。

検証の結果、MK3とほぼ同等である事がわかりました。
 
やっぱり刃の性能自体は変わってへんな
 
ある意味、この検証の正確さが証明できたと思っていいんじゃないでしょうか

エスプレッソ抽出検証

抽出レシピ

▪︎機材:Francis Francis X3
▪︎粉量:16g
▪︎圧力:9気圧以上

▪︎抽出時間:20秒以上を目標
▪︎タンピング圧:10~15kg
▪︎バスケットサイズ:49mm
FrancisFrancis X3はバスケットに詰め込める粉量が16gで限界。

機材自体は優秀ですが、相応の性能を持つミルでないと抽出はできません。

検証したところ挽き目「7」で24秒になりました。
 
細挽きの検証通り、MK3と同等の結果でしたね

つまり、根本的な性能はほとんど同じという事がわかりました。

 
相変わらずドリップ向きの性能やな

グラインド速度比較検証

検証概要
▪︎豆量:20g
▪︎挽き目:27

上記内容でMK4の回転数とグラインド時間を測定します。

確認した結果48秒(111回転)という結果になりました。

コマンダンテはその時の噛み込み具合により回転数も変わるので、結果の一つとしてお考え下さい。

 
今回は豆の噛み込みがすんなりできたから、MK3より早くなった感じやな
平均的に110~130回転を目安に挽ける感じですね!

COMANDANTE「C40 MK4」の評価

手挽きミル評価軸(◎・○・△・×)
■挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き
■微粉量   :◎(非常に少ない
■挽き心地  :◎(非常に良い
■メンテナンス:◎(非常に簡単
■粉砕速度  :△(やや遅い
■持ち歩き  :△(やや重い

コマンダンテMK4とMK3では、性能に大きな差がない事がわかりました。

全ての検証を通して、綺麗に3クリックずつズレていましたね!

MK3を持つ方は、MK4の挽き目のズレに注意してご調整下さい。

とは言っても、性能同じミルが2台って勿体なくね?

と思うかもしれませんが、用途別で使用すれば腐りません。

挽き目の段階が分かりにくいので、片方はエスプレッソ用にしてしまうとか

また、レッドクリックスというカスタムパーツで性能を変化させる事も可能です。

自分好みにカスタマイズできる点もコマンダンテの面白い所やねんな

使いやすくなったMK4の良さは想像以上です。

ついつい手に取ってしまう癒しの逸品。
他のミルと比較して、是非ご検討ください♪
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実は欲しかったけど買えなかった色。MK3がアメリカンチェリーなどのカラーなら、変わり種として映えます。

栗子X liteをチェックする

2022年に登場した次世代のコーヒーミルがX liteです。

粒度分布は今までのミルには存在しない領域で、X lite独自の特徴を持っています。
 
均一性・微粉量共に別次元レベル!

ドリップやプレスにおいては、革命的で次世代とも言える性能です。
 
コマンダンテとは違う特徴を持つミルとして、比較しておきたいですね!
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手挽きミル評価軸(◎・○・△・×)
■挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き
■微粉量   :◎(非常に少ない
■挽き心地  :◎(非常に良い
■メンテナンス:◎(非常に簡単
■粉砕速度  :△(やや遅い
■持ち歩き  :△(やや重い

栗子Xをチェックする

X liteの前モデルにあたる高級ミル。

挽き心地が非常に軽く、折りたたみハンドルで収納に優れています。
 
コマンダンテとは違って、フルメタルで複雑な構造やな

挽き目の範囲・挽き心地は似ているので、比較対象としてチェックしてみて下さい。

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手挽きミル評価軸(◎・○・△・×)
■挽き目の範囲:◎(極細挽き~粗挽き
■微粉量   :◎(非常に少ない
■挽き心地  :○(良いが滑りやすい
■メンテナンス:△(機構が複雑
■粉砕速度  :×(遅い
■持ち歩き  :△(重い/収納面は良好

JPproをチェックする

JPproは、外側に粒度調整ダイヤルがついた革命的なミルです。

手挽きミルの中で最もグラインドが早く、粒度分布もコマンダンテと異なります。
 
噛み込み量が多いので、硬い豆には少し弱いですね
 
値段は近いし、有力な比較対象としてチェックしておきたいな
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手挽きミル評価軸(◎・○・△・×)
■挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き
■微粉量   :○(少ない
■挽き心地  :○(挽き方に工夫必要
■メンテナンス:△(複雑・コツが必要
■粉砕速度  :◎(速い
■持ち歩き  :△(やや重い
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