どうも!最近エスプレッソ挽きはVS3にお任せしているこまめです!
全4種の刃を持つVaria「VS3」の検証もやっと3つ目‥
前回はハイパーノヴァを検証したので、今回はスーパー系を検証します。
↓ハイパーノヴァの検証はコチラ↓
そういえばスーパーノヴァってなんか2種類あるよな?
どちらも同じチタンコーティングされた刃なのですが、金と黒の2種類存在します。
で、黒の方が何故かちょっと高いのよね~
金の方が高そうなのですが、もしかしたら何か秘密があるのかもしれません。
実は、地味に刃の形状も異なるんですよね
というわけで、今回は黒いスーパーノヴァの性能を検証し、違いをチェックしていきましょう。
super novaとは?
2色展開しているこちらの刃がスーパーノヴァです。
ハイパーとの意味の違いは?
スーパーとハイパーはどちらも「超~」という意味で、同義とされていますね
ただし、ゲーム等々でもハイパーの方が優れたイメージで用いられているのが実情です。
ハイパーの方が「超超〇〇」みたいな感じね~
そしてnova(ノヴァ)は「新しい」「新星」という意味があり、これらの単語を複合すると「超新星」になります。
そもそもノヴァとは、恒星(自ら光を放つガスの天体)の表面が爆発して突如明るくなる星の事です。
そしてスーパーノヴァとは、星全体が大爆発を起こす事で更に強く光り輝くものを指します。
別に新しくはないけど、星が生まれたように見える事から新星と言われるようになったんやな
そんな期待の新星であるスーパーノヴァは、名前の通り光輝くコーティングが目を引きます。
実際はチタンコートで、素の刃と比較して硬度が高く摩耗に強いんだって〜
ハイパーノヴァは材質の違いで強力な硬度を獲得していますが、スーパーノヴァはノーマル刃と同じ素材です。
コーティングや硬度の違いが粒度にどんな影響を与えるのか、気になりますね!
中挽き粒度分布・目安
ハイパーノヴァ同様、ノーマル刃との挽き目の違いを確認するため中挽きからチェックしました。
ノーマル刃の分布と比較するとこんな感じ。
ほぼ同じやけど、ノーマル刃と比べたら15段階差があるな
スーパーノヴァもハイパーノヴァと同様、挽き目が全体的に細くなっている事がわかります。
ハイパーノヴァでも言いましたが、見た目の差は無いのに範囲が変わるのは不思議ですね
細挽き粒度分布・目安
中挽きと同じく、ノーマル刃の挽き目+15で挽けば同じ粒度になるか確認しました。
あれ?「55」だと全然粗いな
ハイパーノヴァと同じ「45」で挽くと、挽き目が揃いました。
という事は、スーパーノヴァは極細挽き~中挽きに至るまでの調整範囲が広いという事になりますね
粗挽き粒度分布・目安
粗挽きにおいても同様の方法で、参考になる値を割り出します。
ノーマル刃との違いがあるか、念のためチェックしていきましょう。
挽き目「170」にしたところ、ノーマル刃の挽き目「150」と同等になりました。
ということは、粒度が粗くなるほど目盛り設定に開きが出るって事やな
「175」にすると逆に粗い粉が増えたため、綺麗に5目盛りずつズレるというわけではありませんでした。
グラインド時間
ハイパーノヴァは、通常の刃よりも僅かに遅い程度で誤差レベルの違いでしたが、スーパーノヴァはどうでしょうか。
中挽きは大した差ではなかったですが、細挽きの速度は明らかに遅い事が判明しました。
粒度は寄せてるはずやから、噛み込みにくくなったんやろか
摩擦熱確認
ハイパーノヴァよりも更に速度が遅くなったスーパーノヴァの摩擦熱に変化があったかチェックしてみましょう。
結果、ノーマル刃やハイパーノヴァとの温度上昇の違いはありませんでした。
しかも中挽きの温度上昇は全く同じでしたね
コーヒー粉の形状確認
刃の違いで、粉の形状に変化が出るかも確認しました。
ノーマル刃やハイパーノヴァとも比較してみましょう。
形状はやっぱり同じやな
粒度を揃えれば、刃を変更しても近い味を再現できそうですね
Super nova検証まとめ
スーパーノヴァに切り替えることで、粒度変化は少ないものの範囲を大きく変える事ができました。
マキネッタやエアロプレスでコーヒーを淹れたい方にオススメできそうな刃ですね
個人的には中細挽きでの抽出にハマっているので、直感的で使いやすいと感じます。
深煎りコーヒーをモコモコさせながら楽しむのもオモロいで!
あなたの好みの刃はどれでしょうか?
刃の選択に迷ったり気になる点があれば、お気軽にご連絡ください!
というわけで、今回の検証は以上で~す
他にも収集して欲しいデータ・検証リクエスト等承りますので、何かあればコメント欄や各種SNSにご連絡下さい。
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それではまた次回の検証でお会いしましょう。
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