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家庭では速さを求める場面も少なく、掃除や取り回しが楽な手挽きミルの方が優勢です。
あなたもそう感じるときはありませんか?
そんな手挽きの取り回しの良さと電動ミルの効率の良さを取り入れたのが、コードレス電動ミルです。
今回はその中でも2021年に新発売されたコチラの電動ミルを紹介します。
Oceanrich「G2」
今回はオーシャンリッチ従来品「G1」との違いも比較しながら「G2」のメリットとデメリットを解説します。
Oceanrich(オーシャンリッチ )とは?
Oceanrich(オーシャンリッチ)シリーズは「株式会社ユニーク」が手がけるコーヒーブランドです。
そんなオーシャンリッチの名が知れ渡ったのは2018年。
クラウドファンディングで誕生した自動ドリップメーカーが大ヒット。1年で3万台を販売する実績を打ち立てました。
続いて翌年2019年に電動ミル「G1」を発表し、その革新的な構想がコーヒーファンを喜ばせました。
今ではシリーズ累計10万台の販売を突破し、その勢いは留まることを知りません。
Oceanrich「G2」の特徴
容量:最大30g
重量:648.2g
高さ:19.5cm
直径:9cm
電源:USB充電方式
挽き目:5段階
自動停止:有り(空挽きから10秒後)
充電時間:最大1.5時間
電池容量:800mAh
稼働時間:300g相当(フル充電時)
充電時間が短い
「G2」は従来品の「G1」と比較して充電時間が半分の1.5時間になりました。
モバイルバッテリーで充電可能
充電はコンセントからだけではなく、モバイルバッテリーなどUSBを繋げられる電源が使用できます。
電池残量がわかりやすい
オーシャンリッチの電動ミルにはインジケーターランプが付いており、25%単位で電池残量をチェックできます。
2~3人分賄える容量
「G2」は1度に挽ける量が30gです。
携帯性に優れている
「G2」はペットボトルサイズの大きさで、持ち運びが非常に便利。
細挽き~粗挽きまで対応可能
オーシャンリッチは細引き~粗挽きまでの粒度に対応しています。
しかし、ここで非常にややこしいのがこの記載内容。
結論を言うと、エスプレッソマシンでは抽出できません。
公式の紹介でも、ややこしい表現が気になるので解説します。
- ★「G2」の粒度について
- シンプルな操作で、お好みに合わせた粒度調整が可能です。
エスプレッソマシンやドリップ用、サイフォンやコールドブリューまで、様々な淹れ方に対応した粒度を選ぶことができます。
【引用】https://www.uniqstyle.co.jp/oceanrich/oceanrich_magazine/column/No_013/
ここでエスプレッソマシンという表現がありますが、これは直火式エスプレッソメーカー「マキネッタ」のことを指します。
圧力が低く、挽き目も細挽きで十分なため電気式と比べて味は別物です。
挽き目調整が楽
「G2」は一般的な手挽きミルと違って、外側から簡単に挽き目を調節できます。
インスタントに挽き目を調整できると、時間のロスが少なくて済みます。
水洗いできる
オーシャンリッチの電動ミルは、メンテナンスに大きな特徴があります。
他のミルであれば分解してブラシでマメに掃除しますが、そもそも「分解するな」と説明書に記載されています。
Oceanrich「G2」の口コミ
新しい商品のためレビューが少ないですが、以下の口コミが印象的でした。
▪︎価格が安い
▪︎手入れが簡単
口コミにはバッテリーの不安もありましたが、発売されて間もないので検証は困難です。

バッテリーの件が不安であれば、最後に紹介する「Grinder Go」なら解決できるのでご覧下さい。
オーシャンリッチ「G2」検証レビュー
挽き目検証
「G2」の挽き目は1~5段階あります。
それぞれどの用途に向いているか検証した結果、以下のようになりました。
▪︎2~3:ハンドドリップ
▪︎4~5:フレンチプレス
①細挽き
オーシャンリッチ「G2」の挽き目【1】はこんな感じ。

②中挽き
中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。
「G2」の場合は【2】が最も近い挽き目になりました。
③粗挽き
【4】~【5】は粗挽きに適した挽き目になっています。
微粉量検証
今回は挽き目【2】の微粉量のデータを計測します。
結果は以下の通り。
・#30~39:3.8g
・#40~49:3.5g
・#50以下:2.7g
「G2」の挽き目【2】が同じコードレス電動ミル「Grinder Go」の挽き目【9】と近いのですが、全体で2g程度差がつきました。
一概にどちらが優っているとは言えませんが、手の届きやすい価格でこの精度であれば十分優秀だと思います。
グラインド速度検証
「G2」を挽き目【2】で挽いた際のグラインド時間は以下の通りとなりました。
▪︎30g:1分44秒
以前HARIO「スマートG」の速度検証で20gの豆を挽いた時間を記録しているので、比較してみましょう。
▪︎JPpro:30秒
▪︎Grinder Go:38秒
▪︎ポーレックス:1分37秒
▪︎オーシャンリッチ:1分26秒
▪︎スマートG(手動):2分30秒
▪︎スマートG(電動):1分15秒
電動ミルの中では最下位のスピードで、暫く待ち時間が発生します。
静音性検証
騒音計を用いて、計5種類の電動ミルで豆を挽いた時の騒音レベルを比較しました。
騒音の目安は以下の通り。
▪︎60db:普通の会話
▪︎70db:掃除機・電話のベル
▪︎80db:地下鉄の車内・セミの鳴き声
▪︎90db:犬の鳴き声・大声
▪︎100db:電車が通るガードの下
電動ミルの音はどうなのかを計測した結果、以下の結果となりました。
▪︎Grinder Go:81~87db
▪︎デバイスタイル:87~90db
▪︎バリスタブレイン:93~96db
▪︎オーシャンリッチ「G2」:89~92db
90db近いと、夜使うにはちょっと気が引けます。
オーシャンリッチ 「G2」の評価
メリット
▪︎挽き目調整が簡単
▪︎メンテナンスが楽
誰でも扱えるように設計されていると明確に感じ取れる程、コンセプトがしっかりしている印象を受けました。
デメリット・気になる点
▪︎グラインド時間が長め
▪︎微細な挽き目調整はできない
オーシャンリッチ「G2」をオススメしたい人
▪︎ゆったりコーヒーを淹れたい
▪︎初めて電動ミルを買う
挽き目の調整やメンテナンスが簡単なため、初心者でも扱いやすい電動コーヒーミルです。
メンテナンス性も挽き目の精度も圧倒的に「G2」が上です。
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更にコーヒーの味に拘りたい方はタイムモアの「Grinder Go」もお勧めです。
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今後電動を含めて、コーヒーミルは新しい局面を迎えようとしています。
その中で先陣を切って躍進するコードレス電動ミルに注目し、役立つ情報を今後も発信していきます。