皆さんは「栗子X」という
コーヒーミルをご存知ですか?
ミル刃、ハンドルなど
至る所に特許技術を詰め込み
今までにない斬新なデザインは
グッドデザイン賞を受賞するほど。
めちゃくちゃカッコいいんですが、
決して安いミルではありません。
タイムモアは今までも
安くて高性能な栗子C2を始め
素晴らしい製品を出しているので
期待が膨らみます。
↓コスパ最強!栗子C2とは?↓
今回はそんな栗子Xの
ぶっちゃけた性能を
徹底的に比較検証します。
比較ミル一覧
今回は栗子Xを含めて、
5種類のミルで検証を行います。
①1Zpresso/Zpro
↓詳しくはコチラ↓
②1Zpresso/JPpro
↓詳しくはコチラ↓
③ポーレックス/コーヒーミル ミニ
スペアパーツもあり、
永く使えるアウトドア向きミルです。
↓詳しくはコチラ↓
④TIME MORE/栗子C2
微粉量・挽きやすさ
どれもバランスが良く、
個人的にオススメのミルNo.1。
↓詳しくはコチラ↓
栗子Xの携帯性の比較
大きさ・寸法
少し大きめのサイズ感。
ハンドルを一々外さず
収納ができるので、
家庭用のミルとしては
使い勝手が良いです。
重量
▪︎Zpro:663g
▪︎JPpro:691g
▪︎栗子C2:466g
▪︎栗子X:761g
栗子Xは見た目の印象通り、
紹介したミルの中で最重量。
そこそこの重さなので、
家庭の中で大切に使う事に
特化したミルといえます。
栗子Xの性能比較
挽き目・粒度の幅
栗子Xは極細〜粗挽きまで
自在に対応できます。
・グラインドの所要時間
・挽き心地
微粉量
各ミルでマイルドカルディを
60g挽いた微粉量を測定します。
▪︎JPpro:70
▪︎ポーレックス:8
▪︎栗子C2:19
▪︎栗子X:14
「#30」は1インチ(2.54cm)の中に
穴が30個あるという意味です。
測定の順番は
「#50」→「#30」の順で
微粉量を確認していきます。
▪︎JPpro :(#30)13.9g (#50)3.8g
▪︎ポーレックス:(#30)28.9g (#50)6g
▪︎栗子C2 :(#30)13.8g (#50)4.5g
▪︎栗子X :(#30)18.3g (#50)2.6g
栗子Xは他のミルと比べて
目の細かい微粉は少ない
という事がわかりました。
何度やり直しても微粉の総量は
1Zpressoシリーズよりも多めです。
微粉の研究は今後も行うので、
新しい事がわかれば更新します。
グラインドの所要時間
グラインド終了までの時間から
豆を挽く速度を検証します。
・使用量:20g
微粉検証と同じ挽き目で
検証した結果がこちら
▪︎JPpro :30秒
▪︎ポーレックス:1分37秒
▪︎栗子C2 :44秒
▪︎栗子X :1分30秒
栗子Xの速さは
ポーレックスに次いで
遅い結果となりました。
時間はかかりますが
細かい微粉が発生しにくく
挽き心地が良くなるという
利点があります。
挽き心地
上記と同じルールで
浅煎り豆を20g使用し、
挽き心地を比べてみました。
浅煎りを細挽きにしても
挽き心地はほぼ変わりません。
中煎り豆を挽くスピードは
ポーレックスと同等ですが、
浅煎り豆を挽く場合は別格。
栗子Xの比較レビューまとめ
メリット
・ギミックがカッコいい
・収納に優れている
・微細な粉が出にくい
・受け皿の容量が大きい
栗子Xが他のミルより
優れている点は圧倒的な
挽きやすさです。
浅煎り豆を細挽きにする用途で
特に本領を発揮します。
例えばエアロプレスや
細挽き高速抽出などは
栗子Xと相性抜群。
デメリット
・重いので長時間使用に不向き
・本体がツルツルしている
栗子Xの性能は申し分ないですが、
気になるのは本体の持ちやすさ。
手が乾燥気味な方はよく滑るので
十分に保湿するかグローブで
滑り止めするのがベスト。
他にもレザーカバー付きの
栗子Xも販売されています。
↓レザーカバー付きはコチラ↓
栗子Xをオススメしたい人
・エアロプレスを使っている
・マキネッタを使っている
・家でコーヒーを淹れる機会が多い
・栗子C2を持っている
栗子Xはどの粒度も対応可能ですが、
浅煎り細挽き用で2台目に
オススメしたい器具です。
↓栗子C2をチェックする↓
↓Zproをチェックする↓
まとめ・評価
栗子Xは用途を限定した方が
特徴が光るミルだと感じました。
2台目のミルをお考えであれば、
栗子Xのような特化したミルも
是非オススメしたいです。
次回はメンテナンスの方法や
レザーカバーについても
検証する予定です。
思ったら、是非ブックマーク
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コメント
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