【TIMEMOREコーヒーミル対決】「栗子C3」vs「slim plus」元バリスタが徹底検証!

 
どうも!元バリスタのこまめです!

今回はリクエストがあったので、ミル対決をしたいと思います。

TIMEMORE「栗子C3」

TIMEMORE「slim plus」

どちらもタイムモア社が販売するコーヒーミルで、人気の機種です。
 
特にC3は2022年に登場し、その性能の高さに驚いた方も多いはずです

 
挽き目、挽きやすさ、コストどれをとっても優秀やからな

そんなC3と比較するslim plusも、負けず劣らず優秀なミルです。

名前の通りスリムな外見が特徴的。
 
値段はC3よりも少し高めやな
 
その分バランスや勝手の良さに定評があるんですよ♪

今回はこの2つの性能を検証し、動画にまとめてみました。

当記事では、動画では紹介しきれない数値情報や詳細な解説をしていきます。

購入検討のご参考にどうぞ♪

重量の比較

重量が重いと、グラインド時の手の疲れや持ち運びに影響します。

重さで比較した場合、slim plusはC3よりも40g程度軽いです。

またペンライトのような細身形状のため、バックのホルダーにも入ります。

 
外に持って行くならslim plusが良さそうやな

豆の入れやすさ

豆の入れやすさは、コーヒー抽出のストレスに影響します。

 
入れるのが簡単なら、気兼ねなくザッと投入できるもんな!

この点においてはC3の方が幅が広く有利です。

 
ちなみに栗子C3に豆を投入する場合は、漏斗がオススメやで

このような器具は「じょうご」「ファンネル」とも言います。
 
僕がよく使うのは、アメリカンプレスのファンネルですね

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大抵のミルのサイズに合致し、格段に投入を楽にします。

一方でslim plusは細身のため、一度に入れる豆量が制限されます。

 
アメリカンプレスのファンネルもサイズが合わないんですよね

一応上には乗せられますが、固定はできません。

slim plusに合うものを探すか、手で覆うなどで対処する必要があります。

 
見た目を気にしないなら手でええと思うけどな

容量の比較

一度に多くの豆を必要とする場面では、大容量であるほど良いです。

例えばコーヒーを水筒に入れて持ち歩いたり、水出しとかな
ちょっとだけ容量が足りなくて2度挽きする事あり

豆の体積で多少前後しますが、当サイトでは中煎りのブレンドで測定します。

 
蓋が閉まるギリギリまで詰め込んでるで

その結果、以下のような結果になりました。

・栗子C3:25g
・slim plus:21.6g

C3の方がやや多く、大型の深煎り豆でも最低20g以上は挽けます。

slim plusだと、ギリギリなるかもしれませんね
 
容量の余裕を求めるなら、C3がええな

挽き目の範囲

slim plusとC3では、それぞれ粒度の範囲が異なります。

▪︎slim plus:細~粗挽き
▪︎栗子C3:極細~粗挽き
 
細さならC3が優位やな

 
エスプレッソ抽出が出来るかどうかは重要なポイントですね

slim plusもそこそこ細いですが、エスプレッソ用には不向きです。

51mmの小さいフィルターでも、タンピングが弱いと圧力が適切にかかりません。

ギリギリ抽出できるかできないかレベルやな

一方C3は58mmのフィルターでしっかり抽出可能です。

とは言っても使えるのは7クリックのみで、微調整はできません。
 
よりフィルターが小さいマシンなら、2~3段階は調整可能かなと

 
家庭用の多くは51mmやから、C3でも十分エスプレッソで遊べるで

粒度分布比較

中挽きで比較すると、slim plusとC3の分布は以下の通り。

1クリック毎の分布変化は似ている事がわかります。
 
C3の方がややクリアに仕上がる感じやな

一方粗挽きについては同程度の性能です。

C3は24クリック、slim plusは27クリックで同程度の粒度になりました。
 
ということは、1段階毎の粒度の差はC3の方が大きいんですね

 
ドリップ中心なら、slim plusのほうが調整幅は広いって事やな!

微粉量比較

微粉量は、成分の出やすさや抽出速度などに影響を与える重要な指標になります。

当サイトでは400μm以下を微分としています。
 
小麦粉より少しだけ粗い程度で、湯に溶けるレベルやで
それぞれ中挽きで、この微分量を測定しました!

実際に比較すると、中挽きはC3の方が多くなっています。
 
0.2gでも、これくらいあるんやな

逆に粗挽きについてはC3の微粉は少なく、同程度のレベルということがわかります。

 
ステンレスフィルターを使う場合はslim plusが有利かもしれませんね

挽き心地の比較

栗子C3の優れた点

C3の弾き心地は、数多くのミルの中でもトップクラスです。

その秘密はボディの凹凸。

 
これはダイヤモンドパターン加工って言うんやで

凸凹が手にフィットし、本体そのものが強力なグリップの役割を果たします。

 
浅煎り豆を極細挽きにしても、強引に挽けるくらい優れた効果がありますね

slim plusの優れた点

slim plusもC3同様の加工が施され、強力なグリップが特徴的。

しかも加工のパターンが異なり、配置がマス目状ではなくなりました。

この加工により、元々強力なグリップが凶悪なレベルに達しています。

 
硬すぎる豆を挽くと、手の皮膚が引っ張られるレベルやで

更にslim plusの形状は細長く、手の小さな人でもしっかり握れます。

そのため、グラインド中に手が滑るような事はあり得ません。

一方で構造上はとても挽きやすいですが、硬い豆には注意が必要です。

slim plusは沢山の豆を素早く粉砕できますが、逆に相応の負荷があります。

柔らかい豆にめっぽう強いですが、硬い豆の時は工夫が必要です。

 
こんな感じで斜めに倒すと挽きやすくなるで

 
ハンドルの軽さはC3、速さを選ぶならslim plusって感じですね

グラインド速度の比較

忙しい人にとって、コーヒー豆をいかに早く挽けるかはとても重要です。

この点においてslim plusは栗子C3よりも噛み込み量が多く早く挽けます。

 
回転数も20~30回程度少ないな

全手挽きミルの中でもトップクラスの速度で、JPproに次いで早いです。

ハンドルがJPproよりも短いので、その気になれば30秒以内に20gを挽き終わります。
 
挽き心地の軽さを取るか、速さを取るかで評価が分かれますね

メンテナンス性の比較

C3とslim plusはパーツ構成が同じです。

 
共通点としては、組立でコツが必要な場面がある事ですね

↓動画参照↓

ダイヤル・ミル刃を合わせながら軸に留める必要があります。
 
コツを掴めばすぐできるで

他の相違点については、個別に解説します。

栗子C3

分解パーツリスト
▪︎軸
▪︎ワッシャー
▪︎バネ
▪︎内刃
▪︎ダイヤル盤
▪︎調節ネジ

栗子C3は非常にシンプルな構造です。

全パーツに上下がなく、組み立てに迷うこともありません。
 
タイムモアの中では、1番簡単で初心者向けと言えますね

気になる点を挙げるとすれば、フレームに粉が残る点です。

内部のフレームにはブラシが届きづらく、微細な粉が残ります。

ほぼ影響は無いですが、完璧に清掃したい方は気になるかもしれません。

 
そんな時はブロワーがオススメやで

風圧で粉を飛ばすので、ブラシが届かない箇所をフォローできます。

slim plus

分解パーツリスト
▪︎軸
▪︎ワッシャー
▪︎バネ
▪︎内刃
▪︎ダイヤル盤
▪︎調節ネジ

パーツ内容は同じですが、バネだけ上下があります。

太い方が上向き。
 
方向がわからなくなったら、一々確認するのが手間ですね

 
正直バネ一つだけやし、特段難度が高いわけではないな

また、余分なフレームが無く清潔にしやすい点が優秀。

 
細い形状で掃除自体は少し難しいですけどね
 
太いブラシは入らないから、写真みたいな360°ブラシが有効やな

ブラシ素材も柔らかく、製品に傷をつけない点も優秀です。

コーヒーミル評価まとめ

TIMEMORE「slim plus」

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TIMEMORE
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手挽きミル評価軸(★・◎・○・△・×)
▪︎挽き目の範囲:○(細~粗挽き)
▪︎微粉量   :◎(少ない)
▪︎挽き心地  :◎(良い)
▪︎メンテナンス:◎(簡単/狭い/清潔)
▪︎粉砕速度  :★(非常に速い)

slim plusは総合的に見て、完成度が非常に高い手挽きミルです。

携帯性に優れ、外出先での使用では十分過ぎる性能でしょう。

また、実は小型モデルnanoのハンドルも装備できます。

より携帯性に特化させる事で、外コーヒーの幅を広げられますね!

↓更に詳しい紹介はコチラ

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TIMEMORE「栗子C3」

手挽きミル評価軸(●・◎・○・△・×)
▪︎挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き)
▪︎微粉量   :○(やや少ない)
▪︎挽き心地  :◎(良い)
▪︎メンテナンス:○(簡単/コツが必要
▪︎粉砕速度  :◎(早い)

優れた挽き目の範囲と挽き心地は、C3の強力な武器です。

 
総合的にC40が優れるけど、低コストのミルとは思えないスペックやで
 
この価格帯なら最強かもですね

外へ持ち出す想定が無ければ、費用面でC3を採用するメリットは大きいです。

更に詳しい紹介はコチラ

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