TIME MORE「C2」またはポーレックスではないでしょうか。
そんな悩みを解決するべく、 今回は2つのミルの特徴を検証結果を元にまとめて解説します。
挽き目の範囲
ポーレックスとC2はそもそも得意とする挽き目が違います。
▪︎C2:細挽き~粗挽き
ポーレックスはその気になればエスプレッソまで抽出可能ですが、C2にはできません。
粒度分布比較
中挽きで比較した場合、双方の粒度分布に明らかな違いがあります。
(ポーレックス)
(C2)
この傾向はミルによって違いがあるため、コーヒーの味に違いが出る原因にもなります。
微粉量比較
微粉量は、成分の出やすさや抽出速度などに影響を与える重要な指標になります。
挽き心地の比較
挽き心地についてはC2の方が圧倒的に挽きやすいです。
もしもこれがツルツルだったら、これほどまでC2は有名にならなかったでしょう。
一方でポーレックスもグリップがありますが、ズレたり汚れやすさなど難点があります。

グラインド速度の比較
忙しい人にとって、コーヒー豆をいかに早く挽けるかはとても重要です。
家庭で素早くコーヒーを淹れたいと考える場合は、C2が最も少ない手数で準備できます。
重量の比較
ポーレックスは非常に軽い特性から持ち歩きに向いています。
逆にC2は堅牢な分重みがあり、ハンドル込みで200g以上重いです。
また、形状が細長くハンドルを格納できるため、収納面でも圧倒的に優位と言えます。
メンテナンス性の比較
どちらもメンテナンスが簡単な部類ですが、より楽なのはポーレックスです。
刃を取り外したボディはほぼ空洞で、ブラシも届きやすく清潔さを保つ事ができます。
見た目を気にしたい場合には、この点にご注意ください。
部品交換の対応
部品交換においては、どちらも内刃・外刃・その他部品に対応しています。
しかし特筆するのであれば、TIME MORE「C2」のパーツは簡単に手に入るという点で優位でしょう。
評価まとめ
TIME MORE「C2」
■挽き目の範囲:○(細~粗挽き)
■微粉量 :○(少ない)
■挽き心地 :○(良い)
■メンテナンス:○(簡単・清潔)
■粉砕速度 :◎(非常に速い)
■持ち歩き :○(良い)
全体的にバランスが良く、コーヒー初心者でも扱える簡単さも含め破格の性能を誇ります。
また、見た目通り堅牢でスタイリッシュな外観も格の違いを感じさせます。
コーヒーの質に拘るなら、C2はきっと期待に応えてくれます。
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ポーレックスコーヒーミル
■挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き)
■微粉量 :△(やや多い)
■挽き心地 :△(硬い豆に弱い)
■メンテナンス:◎(非常に簡単)
■粉砕速度 :△(やや遅い)
■持ち歩き :◎(非常に良い)
硬い豆に対しては挽き辛さを感じますが、セラミックミルの中では優秀です。

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