2022年に発売が始まった栗子C3の増量モデルです。
さらに言うと、C3と同じ性能かどうかわかりません。
何故なら、C2MAXは栗子C2と性能が異なるからです。
見た目は同じでも、内部のパーツが少し違うだけで性能は変わります。
挽き目の目安・分布検証
同一の豆を用いて、最小粒度とそれぞれの抽出方法に適した挽き目を検証します。
▪︎C2(TIME MORE):T.M-C2
・通常版:N
・ロイヤルブルー:RB
・シャンパンゴールド:CG
▪︎C3(TIME MORE):T.M-C2
▪︎栗子X(TIME MORE):T.M-X
▪︎slim+(TIME MORE):SLIM-P
▪︎栗子G1(TIME MORE):T.M-G1
▪︎ポーレックス:PORLEX
▪︎Barista Pro(Zassenhaus):Z,H-BP
▪︎C40 MK3(comandante):C40-MK3
▪︎C40 MK4(comandante):C40-MK4
極細挽き・細挽き
▪︎豆量:10g
▪︎目開き:600/700μm
栗子C3同様、C3MAXも最小の挽き目は7クリックです。
中挽き
▪︎豆量:20g
▪︎目開き:500/800/1100/1400μm
中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。
強いて言うなら、1101μm以上の割合が増えました。
粗挽き
▪︎豆量:10g
▪︎目開き:1400/1600μm
▪︎1601μm~:3.3g
▪︎1401~1600μm:2.2g
微粉量検証
▪︎豆量:20g
▪︎目開き:400μm
▪︎スクリーニング時間:3分
当サイトでは、400μm以下を微粉として扱います。
上記を踏まえてC3MAXの中挽き・粗挽きの性能をチェックしましょう。
エスプレッソ抽出検証
▪︎機材:Francis Francis X3
▪︎粉量:16g
▪︎圧力:9気圧以上
▪︎抽出時間:20秒以上を目標
▪︎タンピング圧:10~15kg
▪︎バスケットサイズ:49mm
機材自体は優秀ですが、相応の性能を持つミルでないと抽出はできません。
一方、栗子C3は「7」で問題なく抽出ができました。
エスプレッソ抽出も想定する方は、栗子C3を選ぶことをオススメします。
グラインド速度比較検証
▪︎豆量:20g
▪︎挽き目:18
上記内容でC3MAXの回転数とグラインド時間を測定します。
TIMEMORE「C3MAX」の評価
▪︎挽き目の範囲:○(細~粗挽き)
▪︎微粉量 :◎(少ない)
▪︎挽き心地 :◎(良い)
▪︎メンテナンス:○(簡単/コツが必要)
▪︎粉砕速度 :★(非常に早い)
C3MAXは栗子C3よりも速さ・微粉量に優れています。
栗子C3が万能なだけに、同じ性能と思って購入すると驚くかもしれません。
是非比較して、購入をご検討ください
栗子C3をチェックする
C3MAXと違い極細挽きから対応でき、高性能かつ低コストが魅力。
挽き心地も良く、どんな人でも使いやすいバランスの良い仕上がりになっています。
▪︎挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き)
▪︎微粉量 :○(やや少ない)
▪︎挽き心地 :◎(良い)
▪︎メンテナンス:○(簡単/コツが必要)
▪︎粉砕速度 :○(やや早い)
C2MAXをチェックする
C3MAX同様C2の容量を1.5倍にした増量タイプ。
■挽き目の範囲:○(細~粗挽き)
■微粉量 :◎(非常に少ない)
■挽き心地 :○(良い)
■メンテナンス:○(簡単・清潔)
■粉砕速度 :◎(非常に速い)
■持ち歩き :○(良い)
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