コーヒー好きの間では有名なコーヒー器具メーカーです。
そんなTIME MOREで最も人気なのが栗子C2という手挽きミル。
その実力は、忖度無しで1万~2万円台のミルに並ぶレベル。
↓詳しくはコチラの検証へ↓
[adcode] 皆さんは安くて美味しいB級グルメはお好きですか? もしB級グルメのように安くて高性能なコーヒーミルがあれば、買いたくなりません? そんなあなたにオススメしたいミルがあります。 TIME MORE[…]
栗子C2MAX

その悩みを解決したのが本製品です。
実は前回紹介したBALMUDAミル同様、本製品になった事で変わった点があります。
TIME MORE(タイムモア)とは?
タイムモアは2012年に設立した中国のコーヒー器具メーカーです。
と思っているその商品は、中国で製造・組み立てた商品かもしれません。
さらに中国はコーヒー需要が加速し、様々な企業が器具販売に注力し始めました。
TIME MORE「C2MAX」の特徴
▪︎名称:栗子C2MAX
▪︎容量:30g程度
▪︎重量:g(ハンドル込)
▪︎寸法:(高さ)17.2cm(直径)5.2cm
▪︎ミル刃:コニカル刃(ステンレス製)
▪︎挽き目:36段階(実質無段階)
▪︎生産国:中国
ステンレス刃を採用
ミル刃の材質は大別して以下の3つあり、C2MAXはステンレス刃にあたります。
▪︎鋳鉄
▪︎セラミック
▪︎ステンレス
ステンレスはセラミックに比べて切れ味に優れ、鋳鉄より錆びにくい特性を持ちます。

刃の性能は同じですが、本体の構造に微妙な違いがあるので挽き目が異なります。
高精度で微粉が少ない
従来品のC2と同様、C2MAXも高い精度を誇ります。
↓高機能ミルQ2の詳細はコチラ↓
[adcode] 持ち運びやすく、優秀なコーヒーミルといえば何を想像しますか? ポーレックスとかnanoちゃうかな 現在多くの手挽きミルが販売される中、携帯性が高く使いやすいミルは重宝されています。 […]
実用性の高い凹凸ボディ
C2MAXは、無数の凹凸状の滑り止め加工がされています。
一方C2MAXは円周が大きい分、加工がマイルドで持ちやすさも抜群。
粉受けの容量が30g
C2MAXは粉受けの容量が30gまで増量し、家庭での使い勝手が向上しました。
それが手頃な価格で手に入るようになったのは、ある意味革命的と言えるかもしれません。
白と黒の2色展開
C2MAXには白と黒の2色が販売されています。
▪︎黒のような凹凸がない
▪︎塗装感があり金属臭がしない_
▪︎ザラザラとしたマットな質感
分解・組立が簡単
C2MAXは、現代のコーヒーミルの中では分解・組立てが簡単な方です。
パーツの交換が容易
C2MAXは万が一部品を破損しても、スペアを購入できます。
TIME MORE「C2MAX」の評判・口コミ
▪︎挽くのがとても楽しくなった
▪︎奮発して良かった
C2MAXが日本で発売されたのは2021年6月ですが、2022年2月現在でも多くの口コミが寄せられています。
栗子C2との違い・比較
挽き目の段階が異なる
C2MAXもC2も、ある一定以上細かい挽き目だと豆が噛み込まれません。
▪︎C2:11クリック~
▪︎C2MAX:9クリック~
つまり、C2MAXの方がC2より幅広く調整できるという事になります。
ほんの少し、挽き目が細かく調整できるようになったとお考えください。
粗挽き寄りの性能
C2MAXはBALMUDAミル同様C2よりも軸が太いため、粒度に大きな差が出ました。
多くのミルはC2寄りの分布ですが、C2MAXはその中でも独特な分布になります。
「だから良い」という意味ではなく、他のミルと比較してクリアになる傾向があります。
ハンドルの長さが同じ
C2MAXはC2よりも単純に大型化していますが、ハンドルの長さは同じです。
という時に少し面白いことができます。
BALMUDAミルは容量がC2MAXより少ないにも関わらず、ハンドルはC2MAXより長いという謎のメリットがあります。
しかしコストは重く、余程のTIME MORE狂信者でない限り実現は難しいでしょう。
TIME MORE「C2MAX」分解・掃除方法
C2MAXは、C2と同じ構造のため掃除方法も全く同じです。


TIME MORE「C2MAX」検証
挽き目の検証
C2MAXはBALMUDAミルと同じような挽き目となっていますが、僅かに違いがあります。
②粗挽きはどこまで実用的?
③中挽きはどのあたり?
①極細挽きは可能?
C2MAXはC2と同じく中挽き寄りの性能のため、エスプレッソには不向きです。
しかも、白・黒のどちらも700μmの割合が30%を超えています。
②粗挽きはどこまで実用的?
粗挽きの目安としてJPpro「125」と比較し、C2MAX粗挽きが何段階目かチェックします。
▪︎1601μm~:3.3g
▪︎1401~1600μm:2.2g

③中挽きはどのあたり?
中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。

BALMUDAミルも同じですが、粗挽き寄りの分布なのでとにかくお湯の抜けが早いです。
逆に湯抜けが悪くなる30g周辺で抽出する場合であれば、ちょうど良い速度です。
微粉量検証
C2MAXの微粉量を確認するため、以下の方法で検証しました。
▪︎500~1400μmの篩(ふるい)にかける

▪︎1401μm以上:2.7g
▪︎1101~1400μm:7.5g
▪︎801~1101μm:4.2g
▪︎501~800μm:3.3g
▪︎500μm以下 :2.0g
多少の誤差はあるものの、BALMUDAミルの分布とほぼ同じでした。
グラインド速度比較検証
C2MAXの挽き目「20」で豆20gを挽いた際の速度を確認します。
▪︎Q2(1Zpresso):41秒
▪︎BALMUDAミル :32秒
▪︎ポーレックスミル2:1分15秒
▪︎C2(TIME MORE):44秒
▪︎Zpro(1Zpresso):50秒
▪︎JPpro(1Zpresso):30秒
▪︎スマートG(HARIO):2分30秒
▪︎栗子X(TIME MORE):1分30秒
▪︎C40(COMANDANTE):1分4秒
▪︎C2MAX(TIME MORE):32秒
こちらの結果もBALMUDAと同じで、手挽きミルの中でもトップクラスの速度を誇ります。
またBALMUDAミルよりグリップに勝り、余計な力も必要としない点も素晴らしいです。
TIME MORE「C2MAX」の評価
メリット・良い点
▪︎グラインド速度が速い
▪︎分解清掃が簡単
▪︎グリップ力が高く挽きやすい
▪︎3~4杯分を一度に作れる
C2MAXは従来のC2に比べて速度が上がり、クリアな抽出に向いている印象です。
デメリット・気になる点
▪︎金属の感触が苦手な人には向かない
▪︎ハンドルが少し安っぽい
性能面では言うことがないですが、外観や感触については好みが別れると思います。
また、ハンドルには樹脂が多く使われているため多少安っぽさを感じます。
C2MAXをオススメしたい人
▪︎浸漬式でコーヒーを淹れたい
▪︎紅茶のようにクリアなコーヒーが飲みたい
▪︎コーヒーを振る舞いたい
増量したことで、ちょっとしたパーティーやイベントでも幅広く活躍できるのがC2MAXの魅力です。

TIME MORE「C2MAX」レビューまとめ
C2MAXは簡単にいうと、BALMUDAミルの上位互換のようなミルです。
▪︎容量が多いため幅広い運用が可能
▪︎グリップ力に優れ、浅煎りも挽きやすい
▪︎全パーツが交換できる


今日もコーヒー好きを楽しませてくれるTIME MOREに感謝です。
TIME MORE「C2MAX」をチェックする
↓↓↓↓↓↓