どうも!直近の検証が1Zpressoだらけのこまめです
X-ProやK-ultraが登場したからやな
今回も1Zpressoのミルなのですが、JPproを再検証します。
↓以前の記事はコチラ↓
検証方法が古い方法のままだもんね~
以前は挽き目「80」を中挽き目安としていましたが、新しい検証方法では数値が変わる可能性があります。
微粉量の測定も苦手やったもんな
より正確に測定できるようになった事で、JPproの性能が現状どのようなレベルか再確認できるはずです。
コマンダンテC40やk-ultra・X-Proと比較しつつ、チェックしていきましょう。
JPProの挽き目表記について
JPProはダイヤルに1~8の数字が割り振られており、100段階以上の範囲で粒度を設定できます。
数字の間は10段階分の挽き目が設定できるため、1周で100クリック分に相当します。
1段階ごとにカチカチと音が鳴る事をクリック音と呼び、これを挽き目の段階に当て嵌めて単位として呼称しています。
ちなみにJPProは下記の通り挽き目の目安が設定されています。
- ターキッシュ:15~25
- エスプレッソ:30~45
- マキネッタ :50~70
- ハンドドリップ:75~95
- フレンチプレス:100~125
1Zpressoは説明書に細かく記載してるからありがたいよな
こまめ家の基準が、1Zpressoの基準と一致しているかも要確認ですね!
検証方法
今回行う検証方法は、中挽き・微粉量測定の2通りです。
中挽きの目安は下記の記事で定義化してるので、ご参照下さい!
こんな感じで分布の右欄に目安を書いてるから参考にしてね~
また下記の検証結果から、常に同じ豆を使用するようにしています。
ちなみに何で検証にカルディの豆を使ってるん?
- 誰でも買いやすい
- 中挽特化型の業務用ミルを指標にできる
- カルディの推奨挽き目の粒度分布が優秀
上記の理由から、見た目でも参照できる目安として採用しています。
中挽き目安・粒度分布検証
JPproの粒度分布を検証した結果、以下の数値が得られました。
挽き目の調整が細かいだけあって、こまめ家基準の該当が複数あるな
範囲としては「81」~「83」あたりが微調整の範囲かなと思います。
ちゃんと目安の範囲に収まってて安心しました!
COMANDANTE「C40」との比較
JPproとコマンダンテ「C40 MK4」の分布を比較しました。
やっぱりC40よりは少し細かい粉が多いんやな
一方で1701μm以上の粗い粉もJPproの方が多いため、均一度ではC40が優勢と言えそうです。
1Zpresso「X-Pro」との比較
同社の主力クラスのミルX-Proとの分布を比較しました。
X-Proは金額的にJPproの半分以下で、簡易構造によるメンテナンス性の高さも相まって費用対効果に優れたミルです。
軽やかな風味が特徴で、浅煎りに向いているんやったな
しかし分布を確認してみると、細かい粉の量はJPproの方が少ない事がわかります。
って事は、JPproの方がスッキリしてて浅煎り向きなの~?
実はそうでもないんですよ!
LIVE放送で飲み比べした結果、X-ProとJPproが明確に違う事が判明しています。
1Zpresso「K-ultra」との比較
JPproと同価格帯であり、挽き目の調整幅の増加や折り畳みハンドルの追加など上位互換のような存在です。
そんなK-ultraと比較した結果がコチラ。
あれ?K-ultraの方が細かい粉が多いんやな
分布だけで言えばJPproが優れているように見えます。
実は味を比較すると、意外な事実が判明したんですよね
下記の動画を見れば、どれくらい違うかが良くわかるのでチェックしてみて下さい。
微粉量検証
今回はJPproの挽き目「82」で微粉量をチェックしました。
やっぱりK-ultraと比べたら少ないな
この微粉量の少なさもあり、JPproの均一性は高いと評判でした。
最近では高性能ミルが多過ぎて、微粉量の差はあまり変わらなくなってきましたね
微粉量自体少ない方ではあるので、プレスやステンレスフィルターでも使いやすい性能と言えます。
1Zpresso「JPpro」検証まとめ
JPproは、性能で言えば新しく登場したミルに劣る事はありませんでした。
しかし、折り畳みハンドルや浅煎り豆の対応など、よりトレンドに沿ったミルが次々出てきています。
移り変わりが激しいって事は、それだけコーヒー界隈が盛り上がってるって事やんな
お財布には優しくありませんが「次はどんなミルが出るんだろう?」という楽しみがあるかも~
そんな中でも、自分の理想の用途に合ったミルを選べる事が大事です。
JPproはどちらかと言うと中煎り向きで、エスプレッソからプレスまで幅広く対応できる点が魅力的かなと
一方でK-ultraは浅煎りのナチュラルに強く、フレーバーがしっかり出る点が素晴らしいです。
まだチェックしていない方は、確認してみて下さい。
というわけで、今回の検証は以上やで
K-ultraやX-Proを含めた1Zpresso関連の動画コンテンツ一覧は、下記のリンクからチェックできます。
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ACCESS
それではまた次回の検証でお会いしましょう。
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