【比較レビュー】TIMEMORE「C2Fold」中挽き目安・微粉量を数値で徹底評価！

各企業も色んな発想で、折り畳みハンドルにチャレンジしているのがわかります。

その中でも、TIMEMORE（タイムモア）の折り畳みハンドルは別格。

素早く、簡単に展開と折り畳みができる画期的なハンドルです。

これのおかげで、収納はコンパクトになり都度ハンドルを外す必要もなくなりました。

また、蓋も閉まっている状態になるため異物混入のリスクも防げます。

そんな素晴らしいハンドルを装着したシリーズが、やっとC2に登場しました。

中身はもちろんC2そのもので、C3proのような目立った変化はありません。

ですがネジ部分が固くなり、過去の通常版C2と比較して軸・パーツに何らかの変更が加わっています。

今回はそんな微妙な変化を感じるC2Foldの性能を、中挽きの粒度・微粉量からチェックしてみましょう。

C2Foldの挽き目表記について

C2Foldはダイヤルに数字が割り振られていないため、クリックで挽き目の段階を表します。

検証方法

今回行う検証方法は、中挽き・微粉量測定の2通りです。

また下記の検証結果から、常に同じ豆を使用するようにしています。

上記の理由から、見た目でも参照できる目安として採用しています。

中挽き目安・粒度分布検証

C2Foldの粒度分布を検証した結果、以下の数値が得られました。

同系列のミルとは思えないほど、粒度に違いが出てしまいました。

そして中央値の結果を踏まえ、こまめ家基準を決めるとなると「22」が適正値になりました。

しかし粗い粉と細かい粉がどちらも多く、バラつきが非常に気になります。

TIMEMORE「C2」との比較

ノーマルのC2とFoldを比較した結果、以下の通りになりました。

C2のバランスが良いという印象だけに、Foldの分布には驚愕。

TIMEMORE「C3pro」との比較

容量やハンドルはほぼ同じのC3proと比較してみると、こんな感じになりました。

そんなC3proとの飲み比べ結果は、下記の動画で解説しています。

微粉量検証

今回はC2Foldの挽き目「22」で微粉量をチェックしました。

使うとしたら、ペーパーフィルターを使用する器具がオススメでしょう。

TIMEMORE「C2Fold」検証まとめ

C2は本当に変わってしまったのか？

そう思わせるほど、衝撃的な結果に腰を抜かしました。

心の中で「そんなはずはない！」と連呼していましたが、数値とは時に無慈悲です。

そう悶々と感じていた頃に、彼が来ました。

もし2台目が同じ結果なら、C2Foldはノーマル版のC2とは別物と考える事にします。

【2023年3月更新】C2Foldの2台目を再検証しました。

果たして2台目も同じ結果になるのか‥？確かめてみてください。

というわけで、今回の検証は以上です。

C2Foldを含むTIMEMORE関連の動画コンテンツ一覧は、下記のリンクからチェックできます。

リクエスト・質問があれば、サイトやSNSからお気軽にご連絡ください。

それではまた次回の検証でお会いしましょう。