
どうも!自称TIMEMOREアンバサダーのこまめです!
タイムモアの検証、2022年に鬼のように更新しましたが、今年もアツい年になりそうです。



特に驚いたのはXliteの登場やったな





コマンダンテとかとは別次元の性能を見せつけたね〜
そんなタイムモアの販売ラッシュは、未だに止まる事を知りません。


その中でも今注目されてきているのがC3proです。


以前、C3proとC3の違いについては下記の記事にて紹介させて頂きました。





構造が全然違うのよね~
タイムモアお得意のサイレントマイナーチェンジで、買った方は皆驚いたはず。


ハンドルだけでなく構造まで変わっているとなると、気になるのはその性能です。



刃だけじゃなくて、ミルの構造が違うだけでも性能に差が出るんやで
もしC3proの性能がC3より優れていたとしたら、上記の説はより信憑性が増すはずです。


というわけで、今回はC3proの粒度分布を計測し、C3と比較しつつ特徴を紹介していきます。
検証方法
今回の検証方法は、中挽き・微粉量測定の2通り。



中挽きの目安は下記の記事で定義化してるので、ご参照下さい!





こんな感じで、粒度分布の右欄に目安を書くから参考にしてね~


また下記の検証結果から、常に同じ豆を使用するようにしています。



何でこまめ家はマイルドカルディ使ってるん?



カルディが優秀な業務用ミルのDittingを使っていて、その挽き目を目安に検証したいからですね
中挽き目安・分布検証
C3proの中挽きを検証した結果、以下の数値を得る事ができました。




C3と比較するとこんな感じ。




細かい粉については、C3proが明らかに少ない状態でした。



601~1180μmにおける比率も、断然C3proの方が良い値になってるな
刃は同じでここまで違うとなると、構造違いの影響は無視できないレベルと言えます。
ちなみにコマンダンテと比較した結果もチェックすると‥。




グラフの傾向が近く、ややC3の方が851~1180μmの粉量が多いです。



比率だけ見れば、コマンダンテを超えてる事に驚愕ね〜
結果としてC3proを使う場合は、18~19クリックを一旦基準にして好みの粒度に調整してみて下さい。
微粉量検証
下記の検証結果から300μm以下の粉を微粉とし、当サイトでは数値化しています。


C3proを検証したところ、下記の数値が得られました。


微粉量はC3とほぼ同じ、コマンダンテより僅かに多い程度。



そもそもC3自体が微粉量も少なくて優秀なんよな



そもそも、手挽きミルで微粉量が少ないのは当たり前になりつつありますね
TIMEMORE「C3pro」検証まとめ
今回の検証で、C3proがどれほど進化したミルなのかがハッキリと数値に出ました。





性能だけの勝負なら、コマンダンテ一強の時代は既に終わってるんやな



C3proの容量は20g程度なので、多量に挽きたい場合にはちょっと不利ですけどね
その場合はC3Maxproという増量タイプもあるので、チェックしてみて下さい。





性能面も凄いよ~
一部のミルを除いて、手挽きミルに関しては高価格帯も中価格帯も性能の差が縮まっています。





多様な選択肢ができたお陰で、高性能なものがそこそこの価格で手に入るって事やんな
逆も然りで、自分に合わないものを高値で掴んでしまう可能性もあるわけです。



コーヒーミルにもリテラシーが必要になってきたという事ですね
そんな中で、C3proは非常に優秀な部類に入ります。


Xliteのような突出した特徴はありませんが、低~中価格帯でコマンダンテ並みの性能が手に入るのは破格。
脅威のコスパを、是非体験してみてください。



というわけで、今回の検証は以上で~す
他にも収集して欲しいデータ・検証リクエスト等承りますので、何かあればコメント欄や各種SNSにご連絡下さい。



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それではまた次回の検証でお会いしましょう。
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