【コーヒーミル比較】BONMAC「BM-250N」の挽き目・微粉量・調整方法を検証&徹底レビュー!

安くてエスプレッソ~プレスまで挽ける万能な電動ミル、探していませんか?
そんな都合のいいミルあるわけないやん
あります
え?あるの?クーポン使える?

そんなあなたにこのミルがピッタリです。

BONMAC「BM-250」

なんか喫茶店にありそうな渋いミルやな

最近は見かけませんが、Wilfaが登場する前はイベント等でも活躍していたミルです。

小型でパワーがあり価格も抑えめなので、ナイスカットミルと並んで移動販売車や個人店に人気でした。

実は今でも安価で優秀なマシンとして電動ミルの購入候補に挙がる事があります。

ただ、少し人を選ぶというか勘違いされる部分があるんですよね

今回はBM-250Nの性能を検証し、誤解されがちな点についても解説します。

BONMAC(ボンマック)とは?

BONMACは、1982年に株式会社ラッキーコーヒーマシンが立ち上げたブランド名。

「高品質でリーズナブルな機器開発」をモットーに業務用コーヒーマシンを主軸に展開しています。

中でも家庭用の「BM-250N」は、そのモットーを体現したような電動ミルです。

発売された日程は不明ですが、図面によると2010年には製造されていますね
思ったより新しいミルなんやな

当時は優秀な家庭用電動ミルが少なかったため、1万円台の家庭用ミルはかなり貴重な存在。
実は2021年時点でも、BM-250Nのようなコスパの高いミルは少ないです
モットーを貫く姿勢、カッコええなぁ

BONMAC「BM-250N」の特徴

【基本情報】
▪︎名称:BM-250N
▪︎容量:250g
▪︎重量:3.3kg
▪︎高さ:36cm(ホッパー込み)
▪︎幅 :12cm
▪︎奥行:20cm
▪︎ミル刃:ステンレス製
▪︎挽き目:15段階
▪︎生産国:台湾
▪︎ケーブル長:1.3m

フラット刃を採用

ミル刃の方式に以下4つがあり、ボンマックはフラット刃にあたります。

▪︎ブレード(プロペラ式)
▪︎フラット刃
▪︎コニカル刃
▪︎ロールグラインダー
フラット刃は、向かい合うディスク状の回転刃でコーヒー豆を粉砕するんや

またフラット刃にも2種類あり、縦・横の配置によっても性質が変わります。

横フラット刃の代表は、スタバに置かれているMahlkonigのグラインダーですね
ザ・石臼のような構造で、コーヒー豆を瞬時にきな粉・抹茶レベルまで粉々にします。

一方、家庭用で知られるフラット刃は基本縦型。

粉砕されたコーヒー粉は即座に排出されるため、刃との接触時間が短いのが特徴です。
遠心力で豆を外側に飛ばして粉砕するから、切れ味とモーターのパワーが必要やねん

故に、コーヒー粉の構造が角切り状になりクリーンな味になる傾向があります。

逆にコニカル刃は、豆を段階毎に粉砕するため角の取れた多面構造になります。

またBM-250NはナイスカットG等と違い、刃の中央が凹状になっている事が特徴。

外側ほど狭くなるので、最終的に排出される粒度が整いやすいのかなと思います。

トップクラスの粒度範囲

ボンマックはフラット刃で極細~粗挽きにまで対応できる珍しいミルです。

「極細はできない」と言われる事が多いですが、調整すればできます
0点調整後の1と1.5が極細の適正範囲
スターバックスのエスプレッソ挽きよりも細いんやで

粗挽きも十分な粒度なので、電動ミルの中では最高クラスの粒度範囲を持ちます。

ただダイヤル数は少ないので、微調整は他のフラット刃ミル同様苦手かなと

グラインド速度が速い

BM-250Nは優れたグラインド速度を誇ります。

なんと30gの豆を14秒で挽くんです!

家庭用マシンの中では高速の部類で、イベント等でも重宝されています。

後でナイスカットGとの比較検証も紹介するで

慎重な挽き目調整が必要

BM-250Nを細挽きに調整する際は、必ずモーターを動かしながら1段階ずつ挽き目を下げてください。

下手をすると、ヒューズが切れます
ヒューズってなに?
ヒューズとは?
ヒューズ:fuse )は、定格以上の大電流から電気回路を保護、あるいは加熱や発火といった電気火災事故を防止する電気・電子部品である。電気回路内に置かれ、普段は導体として振る舞う。しかし何らかの異常によって電気回路に定格以上の電流が流れると、ジュール熱により内蔵する合金部品が溶断(ようだん)し、回路を開くことにより回路を保護する。
【引用】https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヒューズ

ヒューズはモーターを守るための部品です。

そのヒューズが突然切れるという報告を度々目にしますが、ほとんどは挽き目調整が原因

これはBM-250Nが細挽きに対応出来るため起こります。

BM-250Nの挽き目はフラット刃の中でも非常に細かいですが、刃に豆のカケラが引っかかっている事があります
大体粗挽きくらいの粒度やな

仮にモーターを止めたまま中挽きから細挽きにすると、複数の欠片が刃を固定します。

 結果、モーターが回らず過負荷となりヒューズ破損に至ります。
Kalita製のミルは極細挽きが出来ないので、こういった事故も起きにくいです

調整の際は、モーターを回しながら落ち着いて1段階ずつ動かしましょう。

BONMAC「BM-250N」の評判・口コミ

▪︎挽き終わるのが早い
▪︎挽き目が均一
▪︎音が思ったより静か
▪︎粉の付着が気になる

ナイスカットG同様にプロペラミル等から乗り換えた方が多く、高評価のレビューが非常に多い印象でした。

静音性そんな高いか?
音が気になるミルは沢山あるので、比較的マシかもしれません

また静電気対策に関する記述も多く、アルミホイルやアース線で対策している例も多数見かけます。

毎回掃除するので粉の付着は気になりませんが、BM-250Nはフラット刃の中でも静電気が酷いとは感じません。

静電気検証で後ほど、どの程度発生しているか確認しましょう!

BONMAC「BM-250N」0点調整の方法

ナイスカットGやネクストGなど、フラット刃のミルは必ず0点調整が必須です。

0点調整ってなんぞ?
挽き目の0点(原点)を決める作業の事を指します。

原点はダイヤル番号で言えば「1」なので、この「1」の粒度をどれくらいにするか決定できます。
なのでわざと粗く調整できますし、刃接触ギリギリまで行けるものもあるんです。

一般的な0点調整は刃が接触したら1段階戻し、そこを「1」とします。

ナイスカットGやネクストGなどはそれだけでいいですが、ボンマックは違います。

ボンマックは刃接触ギリギリまで調整できるため、接触していなくても豆が詰まる現象が発生します。
なので、一旦調整後に豆を入れて動作を確認した後に再調整をするという手間があるんです

詳細は下記動画をご参照下さい。
↓↓↓↓↓

挽き目を下げるとモーターの音も変わるので「えっ!?刃接触してる!?」とビビります。
刃の接触音は「ガリガリ」と音がするので、そこを基準にしてみて下さい。

豆をまとめて入れてもちゃんと排出されるようになれば、調整は完了です。

BONMAC「BM-250N」検証

挽き目・粒度の検証

1万円台のフラット刃で本当に極細~粗挽きなんてできるんか?

そう疑うのも無理はありません。

というのも「極細挽き対応=エスプレッソが作れる」でないことが多々あるからです。
挽き目の定義が曖昧ゆえに発生する問題ですね。

一応作れるけど、ギリギリ‥というミルも多数あります。

一切調整が利かないという点では、オススメしません

というわけで、今回は以下の検証を行います。

①極細挽きは可能?
②粗挽きはどこまで実用的?
③中挽きはどのあたり?

①極細挽きは可能?

BM-250Nの挽き目「1」で10g挽いた際の粒度を検証すると、下記の数値が得られました。

▪︎701μm以上 :0.1g
▪︎601~700μm:1.1g
(※検証の過程で多少ロスが発生します)

701μm以上が全体の20%近くあると家庭用エスプレッソの抽出は厳しいですが、ボンマックは圧倒的な極細性能を実現しています。

エスプレッソとして使えるのは「1.5」まで、「2」からはマキネッタ向き。
微調整は利かんけど、エスプレッソ用としては十分な粒度やな
実際に挽き目「1.5」を9気圧で抽出する場合、16~18gが適量でした。
タンピングの強度を調整して遊ぶのも面白いですよ♪

②粗挽きはどこまで実用的?

粗挽きの目安としてJPpro「125」と比較して、どこまでが実用的か検証します。

結果、BM-250Nは挽き目「6.5」~「7」がベストな粒度となりました。
ナイスカットGは極端に粗くなるけど、BM-250Nは適度な挽き目で調整できる点がええな
その代わり、粒度の整い具合はナイスカットGが有利!

細挽きに強いミルは、粗挽きになると粒度差が出やすい傾向があるようです。

エスプレッソ挽きができる事で有名なsvart aromaも、粗挽きの分布がBM-250Nとほとんど同じ
最大粒径は同じでも、味が濃くなる可能性がある点に注意ですね

③中挽きはどのあたり?

中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。

入手しやすくチェーン系列の中で一番粒度が均一なため、中挽きの基準として参考にしやすいです♪
BM-250Nの場合は挽き目「5」が妥当な範囲でした。
豆量が多くてドリッパーが詰まる場合は「5.5」もええで

微粉量検証

BM-250Nの微粉量を確認するため、以下の方法で検証しました。

▪︎豆を20gをグラインド
▪︎500~1400μmの篩(ふるい)にかける

上記の条件で検証した結果、以下のようになりました。

【BM-250N「5」】
▪︎1401μm以上:2.9g
▪︎1101~1400μm:6.1g
▪︎801~1101μm:4.5g
▪︎501~800μm:3.9g
▪︎500μm以下 :2.1g 

ナイスカットGとほぼ同じ数値で、中挽きの精度も問題ありません。

もっと微粉出るかと思ったけど、そうでもないんやな

見た目上は、細かい粉が最後に出てくるので微粉が多く見えてしまうようです。

やはり、見た目での判断はアテになりませんね‥

グラインド速度比較検証

BM-250Nで豆を30gグラインドすると14秒で挽き切れました。

速度比較一覧
▪︎
C330(Cores) :22秒
▪︎ネクストG(Kalita):42秒
▪︎svart nymalt(Wilfa) :17秒
▪︎BM-250N(Bonmac):14秒
▪︎ナイスカットG(Kalita):22秒
最新のミルと比べても、ダントツ速いな

あっという間に挽けるので、作業効率を上げたいユーザーにもオススメです。

静電気検証

各電動ミルで豆を30gグラインドした際に、どの程度静電気が発生するかチェックします。

【比較対象】
▪︎ネクストG(Kalita)
▪︎ナイスカットG(Kalita)
▪︎BM-250N(Bonmac)
▪︎みるっこ(富士珈機)

BM-250Nは排出時に粉が横に広がるものの、周りに飛び散る程ではありません。

静電気自体はナイスカットGもそこそこ発生していますね

一方で、みるっこの飛び散り方をご覧ください。

まさに舞い上がるという表現がしっくりくる潔さ。

モーター回転の風圧と静電気で、ミル周辺が粉まみれ。

みるっこと比べてボンマックの静電気って大した事ないように見えるな・・・

掃除道具が揃っていればマメに掃除するのも苦ではありません。

構造的にも掃除はしやすいので、気持ちいいですよ♪

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静音性比較検証

騒音計を用いて、豆を挽いた時の騒音レベルを比較しました。

騒音の目安
▪︎
50db:静かな事務所
▪︎60db:普通の会話
▪︎70db:掃除機・電話のベル
▪︎80db:地下鉄の車内・セミの鳴き声
▪︎90db:犬の鳴き声・大声
▪︎100db:電車が通るガードの下
人間は通常、80db以上をうるさいと感じるそうです。

BM-250Nの音はどうなのかを計測した結果、以下の結果となりました。

【比較対象一覧】
▪︎
ボンマック:90~93db
▪︎ネクストG:88〜90db
▪︎ナイスカットG:92〜94db
▪︎デバイスタイル:87~90db
▪︎Cores「C330」:94〜95db
▪︎バリスタブレイン:93~96db

モーター音は甲高く感じますが、騒音としては他のミルの中でも少ない方です。

0点調整の動画にあるように、挽き目を細くした場合は甲高いモーター音が鳴り響くので注意が必要
どちらにしても夜中はうるさいので、集合住宅の場合は厳しいな

BONMAC「BM-250N」の評価

メリット・良い点

▪︎どんな粒度でも満遍なく対応できる
▪︎値段以上の性能でコスパが高い
▪︎効率良く作業ができる

BM-250Nは、あらゆる抽出方法に対応できる万能ミルとして非常に優秀です。

これ一台あれば、とりあえず何でもできるのが凄いんよ

「幅広くコーヒーを楽しみたい」という方には理想的なミルと言えます。

デメリット・気になる点

▪︎粗挽きに多少のバラつきが出る
▪︎分解・清掃に慣れが必要
▪︎挽き目の調整方法に慣れが必要
細挽きに強いミルの宿命ですが、粗挽きはそれなりな印象ですね

松屋式のような粗挽きメインのドリップをする方には、粗挽き主体のネクストGの方がオススメです。

値段はガーンと上がりますが、低速のセラミックフラット刃ならではの良さがあります。
BM-250Nは良く言うと万能、悪く言うと器用貧乏やからな
強い拘りをお持ちの方は、挽き目を限定した特化型のミルをオススメしたいです

「BM-250N」をオススメしたい人

▪︎1台で全て完結できるミルが欲しい
▪︎コスパの高い電動ミルが欲しい
▪︎とにかく早い電動ミルが欲しい
▪︎イベント出店を考えている

忙しい時でも、BM-250Nとコーヒーメーカーがあれば即座にコーヒーを淹れる事ができます。

最近は挽き目「5」か「5.5」で適当にグラインドした粉をThe Brewにセットしてお任せしてます。
どんなコーヒーでも「飲める」クオリティに寄せられるThe Brewは、とりあえずコーヒーを飲みたい人と相性抜群

作業的にコーヒーを飲みたい時など、雑にドリップするくらいならマシンに任せるのもアリ。

BONMAC「BM-250N」のレビューまとめ

BM-250Nはコーヒーミルの性能と価格を考える際に必ず選択肢に入れて欲しいマシンの1つです。

扱いのクセだけ考え物ですが、性能面はハイクラスのミルに匹敵します。

ある意味「手がかかる子ほど可愛い」という言葉がピッタリやな
コーヒーに興味が出て「エスプレッソもドリップも挑戦したい」という方の願いを叶える理想的なマシンと言えますね!

あなたのコーヒーライフに、BM250Nを検討してみるのはどうでしょうか?

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