カリタ「ネクストG」の評判は?ナイスカットGとの違い・挽き目・微粉量を比較レビュー

ネクストG発売から既に6年。

家庭用の電動ミルとして、未だに名前が度々挙がっているのを度々目にします。

でも5万円台なので、どうしても買うのを躊躇してしまいませんか?

かくいう僕も1台目をぶっ壊してしまい「流石に2台目は無理」と思っていました。

ただ、ネクストGにしかない特徴やデザイン性を再度考慮した結果・・・

Kalita「NEXT(ネクスト)G」
九州限定ホワイトカラー

購入してもうたわ

折角「ネクストG」を再購入したので、改めて微粉量や粒度を再評価します。

値段相応の価値があるか、検証結果も含めて購入検討にお役立てください♪

Kalita(カリタ)とは?

カリタは1958年に東京(現在は神奈川本社)で創業したコーヒーメーカー。

個人の喫茶店が流行る頃、コーヒー器具の開発をスタートしました。

 1991年に無漂白のペーパーフィルターを最初に開発した会社としても有名!

現在では、ウェーブドリッパーやナイスカットミルなど独自の名品を生み出し、強いブランド力を持っています。

そんなカリタが2015年に発売したのが、次世代型グラインダー「ネクストG」。

ネクストGは5年以上経っても唯一の存在で、多くのコーヒー好きに愛される電動ミルです。

それでは、どんな性能か確認していきましょう!

Kalita「ネクストG」の特徴

【基本情報】
▪︎容量:60g
▪︎重量:2372g(受け缶混み・実測)
▪︎高さ:約40cm(ホッパー混み)
   (本体のみは25.5cm)
▪︎幅 :12.4cm
▪︎奥行:21.6cm
▪︎ミル刃:セラミック製
▪︎挽き目:15段階
▪︎生産国:日本
▪︎特殊機能:静電気除去機能
▪︎ケーブル長:1.85m

セラミック製のフラットカッター

ネクストGの大きな特徴が、セラミック式のフラットカッターです。

【主な刃の種類(家庭用ミル)】
▪︎コニカル刃(臼式)
▪︎プロペラ式
▪︎フラットカッター

フラットカッターはディスク状の刃でコーヒー豆をカットする方式。

通常は金属製なのですが、ネクストGはセラミック製という非常に珍しい仕様。

セラミックは一般的に電気を通さず摩耗に強い特性を持ち、今回のネクストGのコンセプトに必要な素材です。

その代わり切れ味は金属が勝ると言われるので、後程粒度もチェックします

静電気除去装置付き

ネクストGはナイスカットGの倍近い価格ですが、その1番の理由が静電気除去装置です。

静電気除去装置はネクストGの代名詞ともいえる機能。

また、前述のセラミック製フラットカッターは静電気が発生しにくく、粉の飛び散りを極限までカットしています。

この組み合わせの結果、場を清潔に保つ事ができる電動ミルになったんですね!

静音性に優れる

据え置きグラインダーの中では、ネクストGは静かな部類に入ります。

豆を入れていない状態だと非常に静か。

モーターの回転数を下げたことで、従来品の65%まで騒音を削減したとの事。

実際にどの程度の静音性か後程比較しましょう

摩擦熱を抑え風味を保つ

ネクストGは電動ミルの中でも「風味を損ないにくい」と言われています。

理由は低速低速回転のモーターです!
従来の電動ミルは「多くの豆を早く挽く」を目的として作られていましたが、その逆の思想でネクストGは作られています。
逆に、小型で提供速度が早いボンマックやナイスカットGはイベント等で重宝されています。

しかし、高速で豆を挽くと熱が発生し「豆の風味を損なう」可能性がありました。

コーヒーの「香り」や「品質の良さ」を表現したい人にとって、この熱の発生はネックなんです

ネクストGは手挽きのような低速回転を実現する事で、熱が発生しにくいよう工夫されています。

カラーバリエーションが豊富

ネクストGは2021年9月時点で以下のカラーリングが存在します。

▪︎グリーン
▪︎ネイビー
▪︎ホワイト(九州限定)
▪︎グレー(北海道限定)
▪︎マリンブルー(Amazon限定)
▪︎ブラック(スタバR・現在非売)

僕が所持しているのは九州限定のネクストG(白)で、一色で構成されたカラーが空間作りで大活躍します。

こんな感じで真っ白なコーヒースペースも作れちゃう!

粉受けの質が良い

ネクストGの粉受けは、粉が飛び散りにくい受け口が特徴的。

受け口と粉受け本体は分離可能!

受け口を付けたままにすれば、微粉の飛び散りも防げて何かと便利。

ボンマックや他のミルにも流用できるし、汎用性も高いな

ネクストGの口コミ

▪︎微粉が飛び散らない
▪︎ハンドドリップ向き
▪︎挽くのに時間がかかる
▪︎挽き具合が均一に感じる

やはり静電気除去に感動している声が多く寄せられています。

また、微粉が飛ばない事に起因して挽き目が均一という評価も見られました。

ナイスカットGと比べて微粉が少ないかも気になりますね!
検証で真偽の程を確かめようぜ

Kalita「ネクストG」検証

挽き目検証

ネクストGの粒度は実際にどの程度か、以下の内容を通してチェックしていきます。

①0点(原点)はどこ?
②エスプレッソ(極細)挽きは可能?
③中挽きはどのあたり?

①0点(原点)はどこ?

今回の検証では、刃が接触した挽き目から1段階戻した位置を最小の挽き目(0点)とします。

電動ミルは手挽きと違い接触音を頼りにするため、下記の動画もチェックしてください!
「カリカリッ」と聞こえたらそこが接触点なので、一段階戻せばOK。
ネクストGの0点調整後の「1」はこんな感じ

想像以上に粗いな!

②エスプレッソ(極細)挽きは可能?

説明書では細挽きも可能とありますが、最も細い挽き目がどの程度が確認します。

0点調整済みのボンマック、ナイスカットGの「1」と比較してみましょう!
検証した結果、0点調整済みのネクストGではエスプレッソ挽きはできませんでした。
それどころか、マキネッタ用の細挽きすら厳しいな‥

ネクストGは最小の挽き目で他のミルの中挽きに該当し、ハンドドリップやフレンチプレスに特化しているといえます。

③中挽きはどのあたり?

中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。

入手しやすくチェーン系列の中で一番粒度が均一なため、中挽きの基準として参考にしやすいです♪

確認して見た結果、ネクストGの「1」が最も近い粒度になりました。
近いといっても、ややネクストGの方が粒度は大きいですね

ボンマックやナイスカットGは、下記の挽き目がネクストGと同程度でした。

▪︎ボンマック:挽き目「5.5」
▪︎ネクストG:挽き目「3.5」

カルディに合わせるとしたら0.5ずつ下げると丁度良い粒度になります。

微粉量検証

ネクストGの「1」で微粉量を確認すると下記の結果が得られました。

#30以上:20.7g
#30~39:2.6g
#40~49:2.9g
#50以下:3.5g

他のミルをカルディに合わせるとネクストGより細かい粉が増えますが、ネクストGに合わせるとほぼ同じ結果に。

セラミック刃で金属刃と渡り合える性能があるなんて、凄い!
粒度の整い具合は金属刃の方が綺麗やな
金属刃より粗い欠片が入るため、同じ挽き目で抽出すると僅かに軽い仕上がりになります。
風味を損なわない特性から、あっさりと香り高いコーヒーを楽しむのに向いていそうですね!

グラインド速度検証

「ネクストG」で豆を30gグラインドしたところ、42秒で挽き切る事ができました。

他の電動ミルと比較すると下記の通り。

▪︎ネクストG:42秒
▪︎ボンマック:14秒
▪︎Grinder Go:56秒
▪︎ナイスカットG:22秒

最新のコードレスミルで話題の「Grinder Go」より早いですが、フラットカッターのグラインダーにしては遅い方です。

イベントで早く提供したい場合、ボンマックやナイスカットが有利ですね!

静音性比較検証

騒音計を用いて、豆を挽いた時の騒音レベルを比較しました。

騒音の目安は以下の通り。

▪︎50db:静かな事務所
▪︎60db:普通の会話
▪︎70db:掃除機・電話のベル
▪︎80db:地下鉄の車内・セミの鳴き声
▪︎90db:犬の鳴き声・大声
▪︎100db:電車が通るガードの下
人間は通常、80db以上をうるさいと感じるそうです。

ネクストGの音はどうなのかを計測した結果、以下の結果となりました。

皆さんも実際の音を聞いて確認してみてください!
▪︎ボンマック:90~93db
▪︎ネクストG:88〜90db
▪︎Grinder Go:81~87db
▪︎デバイスタイル:87~90db
▪︎バリスタブレイン:93~96db
▪︎オーシャンリッチ「G2」:89~92db

ボンマックはモーターの甲高い音が非常にうるさいですが、ネクストGは落ち着いた稼働音でストレスを感じにくいです。

豆を挽いた際の振動はあるので、敷物などを敷いて対策した方が無難です
夜に使うには少し気になるから、ご近所さんには配慮してな!

Kalita「ネクストG」の評価

メリット

▪︎微粉が散らず清潔感がある
▪︎コーヒー豆の風味を損ないにくい
▪︎デザイン性に優れる
▪︎金属刃に相当する粒度

金属刃の電動ミルと遜色のない性能でありながら、静電気と風味の悩みを解決したのがネクストGというミルです。

家庭向きで、ゆったりとコーヒーを楽しみたい方に向いていますね!

気になる点

▪︎用途が限定されやすい
▪︎グラインダー内に粉が多く残る
▪︎他の電動ミルよりも速度が遅い

挽き目の幅が狭いため、ある程度使う挽き目を決めておく必要があります。

「色んな挽き目を試したい」という探究心をお持ちの方は、ナイスカットが個人的にオススメです。
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生産数の問題でプレミア価格になりやすいから時期をみて購入をお勧めするで

「ネクストG」はこんな人にオススメ

▪︎浅煎り豆が好き
▪︎フレンチプレスをよく使う
▪︎インテリアに馴染むミルが欲しい
▪︎家庭で高品質のコーヒーを楽しみたい

ネクストGは豆の風味を損なわない事がコンセプトなので、フレーバーを引き出したい浅煎り豆と相性がいいです。

用途が特化している分、汎用性の高いナイスカットのサブ機として使うのが1番しっくりきます。

家庭で特別なコーヒーを楽しみたいなら、ネクストGは最高のパートナーになるでしょう。

ナイスカットGもそうですが、限定色はいつ製造が終了するかわかりません。

個人的に白が1番好きなので「今買わなきゃ!」と思ってポチりました!

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