どうも!コーヒーグラインダーの値上がりに焦りまくってるこまめです!
何たってEK43が値上がりしてまうからな
公式大会にも使用される最強のグラインダーです。
この間粒度検証して飲み比べてたよね~
そんなEK43を買うか迷ってたところ、値上がりの話が出て泣きそうです。
P100も気になるんですよね‥
そんなこんなで、Mahlkonigが更に手の届かない場所に行ってしまうかも。
と思った矢先、X54の話が持ち上がってきました。
日本での売値が定まっていませんでしたが、最近決まったようです。
あのMahlkonigが家庭用グラインダーを出したとなると、そりゃ話題になるわ
お陰様で質問も結構頂きます。
主にドリップ用として考える方が多い印象で「コマンダンテと比べてどうなのか」というお声も頂きました。
そんな疑問を解決するため、今回はX54の中挽きを他のミルと比較しつつ検証します。
X54の挽き目表記について
X54は数字が「5」「10」「15」と記載があり、数字の間には10段階目盛りが割り振られています。
こまめ家では、大きな目盛りを「1」小さい目盛りは「0.5」と考えます。
ちなみに今回の検証では、わかりやすさを重視して0.5の目盛りは使っていません。
粒度の検証方法
今回行う検証方法は、中挽き・微粉量測定の2通りです。
中挽きの目安は下記の記事で定義化してるので、ご参照下さい!
こんな感じで、分布の右欄に目安を書いてるから参考にしてね~
また下記の検証結果から、常に同じ豆を使用するようにしています。
何でこまめ家はマイルドカルディ使ってるん?
カルディが優秀な業務用ミルのDittingを使っていて、その挽き目を目安に検証したいからですね
中挽き目安・粒度分布検証
X54の粒度分布を検証した結果、以下の数値が得られました。
あれ?「25」以降全然変わってへんやん
感触的にも刃が開き切っている感じで、これ以上粗くなりませんでした。
つまり、X54の挽き目の限界はこまめ家の基準より細い事になります。
ドリップの推奨レンジは、21~25あたりになりそうですね
COMANDANTE「C40」との比較
X54とコマンダンテ「C40 MK4」と分布を比較した結果がコチラ。
割と近いけど、425μm以下の粉量はX54が多いな
X54の挽き目の範囲から見ても、細挽きを得意とする電動グラインダーらしい特徴かなと思います。
とはいえ、601~1180μmまでの粒揃い自体は良い方ですね
Varia「VS3」との比較
X54の分布と、最近話題のVS3の粒度を比較した結果がコチラ。
全体的にVS3は、600μm以下の粉が多いことがわかります。
まぁプロダクトとして2倍近く値段ちゃうからなぁ
逆に挽き目の範囲に関してはVS3が広いので、中挽き以上で使用する場合はVS3の方がオススメです。
微粉量検証
今回はx54の挽き目「25」で微粉量をチェックしました。
細挽きに強いマシンにしては、微粉量は正直少ない印象です。
コニカルカッターとフラットカッターの違いが顕著に出てるんちゃうかな
この違いが味にどのような影響を与えるか、気になりますね!
Mahlkonig「X54」検証まとめ
検証してみた結果、X54はやはり細挽き向きであることがわかりました。
でも粒度自体はかなり整ってる方やんな
極細~中細における用途であれば、挽き目も調整しやすく相応の性能があると言えます。
最近細挽き抽出にハマってるので、甘味が引き立って個人的には満足してますね♪
今回はコマンダンテと数値比較しましたが、実際飲み比べた結果も気になる方は、 LIVE動画も確認してみて下さい。
X54で淹れた珈琲はどんな特徴が出るのか、コマンダンテと違いがあるのかをレポートしています。
チェックよろしくやで
良ければ、チャンネル登録・高評価もお忘れなく~
というわけで、今回の検証は以上です。
それではまた次回の検証でお会いしましょう!
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