どうも!折り畳みハンドルから抜け出せないこまめです!
最近収納できるハンドルを備えたミルが超絶増えたもんな
各企業も色んな発想で、折り畳みハンドルにチャレンジしているのがわかります。
その中でも、TIMEMORE(タイムモア)の折り畳みハンドルは別格。
素早く、簡単に展開と折り畳みができる画期的なハンドルです。
このハンドルを考えた開発者は天才やな
これのおかげで、収納はコンパクトになり都度ハンドルを外す必要もなくなりました。
また、蓋も閉まっている状態になるため異物混入のリスクも防げます。
まさに良いことだらけ~
そんな素晴らしいハンドルを装着したシリーズが、やっとC2に登場しました。
直訳すると「C2畳む」やな
中身はもちろんC2そのもので、C3proのような目立った変化はありません。
ですがネジ部分が固くなり、過去の通常版C2と比較して軸・パーツに何らかの変更が加わっています。
このパーツの微妙な変化で、粒度が大きく変わる事もあるんですよね
今回はそんな微妙な変化を感じるC2Foldの性能を、中挽きの粒度・微粉量からチェックしてみましょう。
C2Foldの挽き目表記について
C2Foldはダイヤルに数字が割り振られていないため、クリックで挽き目の段階を表します。
1段階ごとにカチカチと音が鳴る事をクリック音と呼び、これを挽き目の段階に当て嵌めて単位として呼称しています。
ちなみに「0」の決め方は、ダイヤルを締めてハンドルが自重で動かなくなった地点にしてるで
検証方法
今回行う検証方法は、中挽き・微粉量測定の2通りです。
中挽きの目安は下記の記事で定義化してるので、ご参照下さい!
こんな感じで分布の右欄に目安を書いてるから参考にしてね~
また下記の検証結果から、常に同じ豆を使用するようにしています。
ちなみに何で検証にカルディの豆を使ってるん?
- 誰でも買いやすい
- 中挽特化型の業務用ミルを指標にできる
- カルディの推奨挽き目の粒度分布が優秀
上記の理由から、見た目でも参照できる目安として採用しています。
中挽き目安・粒度分布検証
C2Foldの粒度分布を検証した結果、以下の数値が得られました。
こ、これは‥どないしたC2
同系列のミルとは思えないほど、粒度に違いが出てしまいました。
微粉量マシマシになってますね
そして中央値の結果を踏まえ、こまめ家基準を決めるとなると「22」が適正値になりました。
しかし粗い粉と細かい粉がどちらも多く、バラつきが非常に気になります。
使用するのであれば、細挽きで抽出する方法をオススメしたいですね!
TIMEMORE「C2」との比較
ノーマルのC2とFoldを比較した結果、以下の通りになりました。
真ん中らへんが全然違うやん‥
C2のバランスが良いという印象だけに、Foldの分布には驚愕。
味にどんな影響をもたらすか、気になりますね!
TIMEMORE「C3pro」との比較
容量やハンドルはほぼ同じのC3proと比較してみると、こんな感じになりました。
見た目は似てても中身が段違いやな
刃や構造が違うので当然ですが、C3proが優秀過ぎますね
そんなC3proとの飲み比べ結果は、下記の動画で解説しています。
通常のC2とは違った印象を感じたので、今後も要検証だね~
微粉量検証
今回はC2Foldの挽き目「22」で微粉量をチェックしました。
中央値で合わせても、やっぱり多い方やな
この量だと、メッシュフィルターやフレンチプレスは難しそうですね
使うとしたら、ペーパーフィルターを使用する器具がオススメでしょう。
TIMEMORE「C2Fold」検証まとめ
C2は本当に変わってしまったのか?
そう思わせるほど、衝撃的な結果に腰を抜かしました。
心の中で「そんなはずはない!」と連呼していましたが、数値とは時に無慈悲です。
でも、あまりにも納得がいかない‥
そう悶々と感じていた頃に、彼が来ました。
え!?2台目!?
いやぁ、個体差があるかもしれないと思って‥
もし2台目が同じ結果なら、C2Foldはノーマル版のC2とは別物と考える事にします。
逆に結果が大きく変わったら、それは個体差って断定できるってわけね~
もしも後者なら、こまめ家はTIMEMORE鑑定士を名乗ります
【2023年3月更新】C2Foldの2台目を再検証しました。
果たして2台目も同じ結果になるのか‥?確かめてみてください。
TIMEMOREの製品は他にも数多くあるから、自分に合ったものをチョイスしてな
というわけで、今回の検証は以上です。
C2Foldを含むTIMEMORE関連の動画コンテンツ一覧は、下記のリンクからチェックできます。
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ACCESS
それではまた次回の検証でお会いしましょう。
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