どうも!TIMEMORE鑑定士こまめです!
年々増えてゆくタイムモア製品ですが、最近ある疑問に行き当たりました。
C2の品質変わってない?
というのも、先日検証したC2Foldの検証で衝撃の結果が出たからです。
↓詳しい検証はコチラ↓
C2なんだけど、C2と違うって不思議ね~
これはC2Foldの仕様という事で決着しましたが、その最中で新たな疑問が生まれました。
そもそもC2そのものの品質がここ数年で変わってるんじゃね?
という事で、全ての原点となるC2を再購入しました。
今回はニューカラーのシルバーをお取り寄せ。
白と違って、ダイヤモンドパターン加工の施された美しい輝きを放つミルです。
こういう色が欲しかったんよな
赤・青・灰・金・白に続く色で、C2シリーズがよりカラフルになりましたね
シルバー以外の全色既に検証済みで、どのミルもノーマルと近しい性能でした。
これでシルバーの性能が変わっているとしたら、2022年~2023年にかけて仕様変更がされた可能性があります。
今回は新色C2の性能を、中挽きの粒度・微粉量からチェックしてみましょう。
今回検証するC2は差別化のため、C2Silverと表記します。
C2の挽き目表記について
C2はダイヤルに数字が割り振られていないため、クリックで挽き目の段階を表します。
1段階ごとにカチカチと音が鳴る事をクリック音と呼び、これを挽き目の段階に当て嵌めて単位として呼称しています。
ちなみに「0」の決め方は、ダイヤルを締めてハンドルが自重で動かなくなった地点にしてるで
検証方法
今回行う検証方法は、中挽き・微粉量測定の2通りです。
中挽きの目安は下記の記事で定義化してるので、ご参照下さい!
こんな感じで分布の右欄に目安を書いてるから参考にしてね~
また下記の検証結果から、常に同じ豆を使用するようにしています。
ちなみに何で検証にカルディの豆を使ってるん?
- 誰でも買いやすい
- 中挽特化型の業務用ミルを指標にできる
- カルディの推奨挽き目の粒度分布が優秀
上記の理由から、見た目でも参照できる目安として採用しています。
中挽き目安・粒度分布検証
C2Silverの粒度分布を検証した結果、以下の数値が得られました。
おー、やっぱりちゃんとC2クオリティやな
相変わらず、数値においてはハイレベルな基準を保っていました。
多少ブレはありますが、品質差異はそんなに感じませんね
TIMEMORE「C2」との比較
実際にsilverと、元々持っているC2を比較しました。
まぁ軌跡はほぼ同じやな
通常のC2と変わりなく、現在のC2も同じ品質を保っている事がわかりました。
となると、C2Foldは通常版のC2とは性能が違うことがほぼ確定しましたね
TIMEMORE「C3」との比較
C2の品質チェックついでに、C3との違いも確認しておきましょう。
C2の方が数値的には均一なんやな
ただ、均一である事が必ずしも味に良い結果をもたらすとは限りません。
C2とC3の味の違いについては、こちらの動画もチェックしてみてください!
微粉量検証
今回はC2silverの挽き目「21」で微粉量をチェックしました。
元々持っているC2とは誤差レベルやな
微粉量でもFoldとの違いがハッキリ出ていますね
TIMEMORE「C2silver」検証まとめ
今回の検証の結果、C2とC2Foldについて以下の事がわかりました。
- C2の品質は変わっていない
- C2FoldはC2とは分布が大きく異なる
C2が優れたミルであることは変わらんかったな
個体差についても微々たるもので、抽出に大きな影響を及ぼすレベルではありません。
折角タイムモア鑑定士になれるかと思ったのに~
コーヒーミル界隈では一流の企業ですから、品質の差はそこまで無いのかもしれませんね
ということは、この記事を見ているあなたと挽き目の設定をある程度共有できるという証明にもなるはず。
そういった意味では、今回の検証でタイムモアの信頼度は上がったんちゃうかな?
とはいうものの、C2Foldのようにモデルチェンジ版は密かに仕様が変わっている事もあるため注意が必要です。
とりあえず、C2は現在も安心してご購入頂けます。
というわけで、今回の検証は以上です。
C2以外にもタイムモアのミルはめっちゃあるから、他の記事もチェックしてな!
是非、あなたに合ったものを見つけて下さい!
また、C2Foldを含むTIMEMORE関連の動画コンテンツ一覧は、下記のリンクからチェックできます。
良ければ、チャンネル登録・高評価もお忘れなく~
リクエスト・質問があれば、サイトやSNSからお気軽にご連絡ください。
ACCESS
それではまた次回の検証でお会いしましょう。
コメント