最強のコーヒーミルと名高いCOMANDANTE「C40」
どれをとっても非の打ち所がない素晴らしいミルです。
TIMEMORE
「栗子X lite」
2022年に発売された栗子Xの軽量モデルです。
ところが、X liteは驚異的な粒度分布で今までのミルにはない性能を誇ります。
今回は最強ミル2つを比較し、どんな特性を持つミルなのか確認していきましょう。
挽き目の範囲
C40とX liteは、それぞれ粒度の範囲が大きく異なります。
▪︎X lite:細挽き~粗挽き
C40は何でもできる万能ミルですが、X liteはドリップ向きです。
しかも手挽きで極細挽きは、いくら高性能なミルでも手軽とは言えません。
粒度分布比較
中挽きで比較した場合、双方の粒度分布に明らかな違いがあります。
C40は粗挽きがそこまで得意ではありません。
一方でXliteは驚異的な均一性を実現しています。
このようにXliteの分布は、他のミルでは真似ができない領域です。
微粉量比較
微粉量は、成分の出やすさや抽出速度などに影響を与える重要な指標になります。
それが霞むくらい、Xliteは性能面で優秀な事が分かります。
挽き心地の比較
C40 MK4の優れた点
C40は数ある手挽きミルでも屈指の挽き心地の良さが特徴です。
噛み込み量が少ない上で切れ味が良く、浅煎り豆も軽くカットできます。
これのある無しで、評価は段違い。
そしてC40のグラインド音や感触は、他のミルでは決して味わえません。
栗子X liteの優れた点
X liteは元々からボディが滑りにくい構造です。
代わりに、C40のようにグリップを追加する必要はありません。
グラインド速度の比較
忙しい人にとって、コーヒー豆を早く挽ける事はとても重要です。
X liteとC40系列は、ほとんど同じ速度で挽き終わります。
挽き心地の軽さと相性が良く、どちらも速さの秘訣と言えます。
重量の比較
重量が重いと、グラインド時の手の疲れや持ち運びに影響します。
C40の場合は、ガラス製の粉受けを使うとX liteより重いです。
容量の比較
一度に多くの豆を必要とする場面では、大容量であるほど良いです。
豆の体積で多少前後しますが、今回は中煎りのブレンドで各々の容量を測定します。
・C40(樹脂):35g
・C40(ガラス):40g
測定した結果、C40の方が容量が多い事がわかります。
樹脂製の場合はX liteと同じになりました。
しかもC40は、粉受けにそのままフタまでできます。
メンテナンス性の比較
メンテナンスについてはどちらも簡単でしっかり掃除できます。
C40 MK4
▪︎軸
▪︎ワッシャー×2
▪︎バネ
▪︎内刃
▪︎調節ネジ
C40はパーツ構成がシンプルで、簡単に分解・組立できます。
2枚のワッシャーにはそれぞれ凸部分があり、正しい方向に向ける必要があります。
それ以外は何もテクニックを求めません。
栗子X lite
▪︎軸
▪︎ワッシャー
▪︎バネ
▪︎内刃
▪︎ダイヤル盤
▪︎調節ネジ
X liteのダイヤルとネジは、基本的にセットになっています。
無理に外す必要もないので、実質コマンダンテよりパーツが少ないと言えます。
ダイヤル・ミル刃・軸を同時に合わせる必要があります。
ボディの内部フレームに無駄が無く、掃除も楽で綺麗にしやすいです。
豆の入れやすさ
豆の入れやすさは、コーヒー抽出のストレスに影響します。
この点については、C40 MK4が圧倒的に有利です。
しかし、MK3だとフレームの影響で投入に支障があります。
今C40を買うなら、断然MK4がオススメです。
コーヒーミル評価まとめ
COMANDANTE「C40 MK4」
▪︎挽き目の範囲:◎(極細~粗挽き)
▪︎微粉量 :◎(少ない)
▪︎挽き心地 :★(非常に良い)
▪︎メンテナンス:◎(簡単/若干の粉残り)
▪︎粉砕速度 :○(平均的)
C40 MK4全体的に優れたバランスを持ち、使い勝手も最高レベルです。
MK4になってからは、家庭内での使用頻度が激変したレベルです。
用途の幅広さ、挽き心地で選ぶならC40がオススメです。
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TIMEMORE「X lite」
▪︎挽き目の範囲:○(細~粗挽き)
▪︎微粉量 :★(非常に少ない)
▪︎挽き心地 :◎(良い)
▪︎メンテナンス:◎(清潔/コツが必要)
▪︎粉砕速度 :○(平均的)
ミルに究極の性能を求めるなら、間違いなくX liteです。
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