コーヒー沼の底からこんにちは!こまめです!
SCAJ2024皆さんは行きましたか?
行くところ決めてたけど、案の定あっという間に時間過ぎてもうたな
その中でも、今年最も驚きがあったのがTIMEMOREブースのコーヒーミルです。
なんと未公開の新型ミルが展示されていたんですよね!
この記事元々はSCAJの内容包括して伝えるつもりだったんですが、今回はタイムモアだけの記事として出します。
情報多過ぎて字数ヤバいからな
というわけで、今回はSCAJ出店していたタイムモアの新型ミル2種について紹介していきましょう。
では、いってみよ~
TIMEMOREから新型の電動ミルが2種登場
独創的なアイデアでアジアの先頭を突っ走る器具メーカータイムモアから、新型のコーヒーミルが2機登場することがわかりました。
その名がWhirly(ウィリー)と
Bricks(ブリックス)です。
コーヒーサムライさんによると、SCAJ3日前に来たそうですね
それ故に当初はどちらの名称も不明なまま届いたので、本当に未発表の機器です。
コーヒーサムライさんは株式会社ブランディングコーヒー所属。
TIMEMORE製品をはじめ、様々な器具の紹介と検証をしています。
よかったらチェックしてみてな!
そして2つのミルをデザインしたタイムモア本社デザイナーのYu Yueさんがブースに立ち、機材について紹介していました。
これぞ展示会の醍醐味って事してくるよな!シビれるわ!
では、それぞれのコーヒーミルについて詳しくチェックしてみましょう。
TIMEMORE Whirlyとは?
Whirly(ウィリー)は、タイムモアが自社で開発した電動ポータブルグラインダー。
名称を日本語訳すると「渦巻き」という意味を持つそうです。
後で解説あるけど、捻る動作が存在するからこの名前なんちゃうかな
リリースは3~4ヶ月後だそうで、日本での発売は半年後と予想しています。
価格は2万円くらいで落ち着きそうって言ってたね~
そもそもタイムモアはGrinder Goなどのポータブルミルは他企業とコラボで出していたので、単独で作ったという点も技術の進歩を感じますね
Whirlyの特徴
このマシン最大の特徴は上部を捻ることで投入口を開け閉めできる事です。
豆を投入する際にユニットや蓋を外して置くという動作が必要ありません。
これ、意外と斬新な機能なんですよね
今までのポータブルミルは電動ユニットの接続を豆を入れる度に行うので、どうしても手間がかかります。
蓋を置くスペースも不要やし、持ち運びの際に無くすリスクも無し!ええやん。
必要最低限の動作で低ストレスでコーヒーを楽しめる画期的な発明だと思いました。
折り畳みハンドル同様、こういった素晴らしく機能的な発明をしてくるのがタイムモアですね!
挽き目調整と段階について
Whiryの挽き目は従来の手挽きミルと同様、ネジの開け閉めで調整します。
クリック数の表記がありつつ、目安表記には「1.7~2.1circle」などの記載があります。
これは、1周の7と2周の1を指しています。
数字と数字の間が3クリックやから、1周が30クリックで2周なら60クリックか
それだけでも、このミルの調整範囲が細かい事がわかります。
一応エスプレッソ挽きもできる表示はあるから、中深煎り以降の豆なら対応できそうだね~
実際にできるかどうかは、手に入れてからの検証になりそうです。
案件、待ってるで・・・!
TIMEMORE Bricksとは?
Bricks(ブリックス)は「積み木・レンガのような」という意味を冠する電動ミルです。
見た目も名前通り、ブロックを想起する形になってるな
コチラもリリースは4ヶ月後あたりになるので、日本への輸入は半年以降な気がしますね
値段は3~4万円になる予定とのことで、家庭向けであることは間違いありません。、
Lagom miniが販売終了した今、コンパクトグラインダー枠の取り合い合戦が始まってるね~
大抵の後発品は似たような構造ですが、実績面からもタイムモアから出るグラインダーは期待できるのではないでしょうか。
タイムモアがそもそもユーザーライクをモットーにしているため、同社から登場するコーヒーミルはどれも高い利便性と独自性を追求したものになっています。
既存の枠に縛られない発想を実現するからこそ、単なる後発で終わらないのがタイムモアの良いところですね!
そんなBricksの特徴が以下の通り
- 独自構造のノッカー有
- 粉受けがマグネット式
- 新型のS2C刃を採用
- 挽き目が万能
- 分解・メンテナンスが簡単
それぞれチェックしていこ〜
独自構造のノッカー
BricksにはSculptor同様タイムモア独自のノッカーが付いています。
一般的なノッカーは弾くタイプが主流やもんな
一方でタイムモアのノッカーは回転させることでミル内部に付着した粉を落とすことができます。
独特の構造なので、他社のコンパクトグラインダーでは見られない点で高い優位性がありますね!
粉受けがマグネット式
粉受けに関してもほぼSculptorと同様の構造です。
底面にマグネットが内蔵されているため、しっかりと本体に固定され多少の移動でも微動だにしません。
最近の家庭用ミルでは当然レベルで実装されてきてるな
そのため、数年前から発売されているコーヒーミルと近い価格にも関わらず、技術に大きなギャップが生まれている事もあります。
今後発売するミルも、この前提がある上でどんな構造にするか頭を悩ませそうだよね~
新型S2C刃を採用
今回のBricksには、かつて同社が販売していたSlim puls等に使用していたE&B刃に似た刃が採用されています。
確かE&BはEspresso&Brewingの略称やったな
てっきりタイムモアが推しているS2C 660を採用してるかと思ってた~
この新型刃の情報はSCAJではわからなかったのですが、いーてんさんに情報提供いただき判明しました。
現在は情報を探してもネットサイト上ではなく、中国のECサイトTaobaoでチェックできるので気になる方はチェックしてくださいね!
挽き目調整について
Bricksはお察しの通り万能ミルです。
エスプレッソ挽きも余裕で挽けるっていうのをタイムモア本社の人が実演してくれたよな
触った感触ベースだと、数字の1~2あたりがエスプレッソ抽出に向いている印象でした。
豆を入れてから稼働させても安定したパフォーマンスで挽いていたので、それなりのパワーも備えていることがわかります。
この価格帯で万能な性能を誇るグラインダーと言えばOPUSですが、それよりも小さくパワーも十分という点で期待できそうですね!
また、挽き目の段階が数字から数字の間で15クリックある事もわかりました。
点と点の間に3段階あるのね~
数字は1~10まであるから単純計算でざっと150段階ってとこやな
家庭用のミルとしては十分すぎるくらいの調整範囲なので、幅広く使いたいという方には向いていると言えるでしょう。
対して、エスプレッソ寄りで使いたい場合はインナーリングで微調整できるOPUSが有利な気がしますね
間借りカフェとかでドリップ用・エスプレッソ用で組み合わせれば、業務回せるかもね~
分解・メンテナンスが簡単
これも最早当たり前レベルですが、分解・メンテナンスも簡単に行えます。
家庭用ミルなら絶対条件くらいにはなってるよな
挽き目10以降まで回せばホッパーが外れ、中の掃除に取り掛かる事ができます。
外刃もOPUS同様にロック式になっており、取り外しも簡単。
この構造自体は昔からあったけど、違いとかあるん?
WilfaやDelonghiなども似たような構造ですが、コチラはロック式ではないので一世代前の仕様となっています。
OPUSあたりからこのカチッとロックできるタイプが出てきましたよね
外刃が振動等でズレるリスクを軽減できるため、ロックできるだけでもメリットは大きいと思われます。
また、中央の六角ネジを外せば内刃の交換も可能です。
外刃の交換もできるのであれば、永く高いクオリティで使い続ける事ができますね!
まとめ
というわけで、新型タイムモア特集は以上です。
これ本当に3万で販売されるのかな~
もし本当ならOPUSと価格帯が被るので、非常に強力な対抗馬になる可能性があります。
Sculptorが想定より高かったから、多分4万くらいにはなるんちゃうかな?
なので個人的な予想ですが39,600円~42,900円あたりになるのではないかなと思っています。
あと、個人的には蓋の裏側に挽き目の目安が書いてあるとオシャレな気がするので、ご検討よろしくお願いします!
皆さんはどう思うか、希望価格や要望があればコメント下さい。
他にも検証希望とかあったら言ってな
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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