【比較レビュー】山善「NEKM-C1280」vs高性能温調ケトル3種の性能を検証した結果・・・


コーヒーを淹れる時、どんなケトルを使っていますか?

最近は温度調整できるケトルが普通になってきて、様々な特徴を持ったケトルが軒を連ねています。

その中でも「温調ケトルといえばコレ!」と言われるメーカーがあります。

それが山善です
2018年に「YKG-C800」というケトルを発売し、その性能と安さに驚嘆したユーザーは数知れず

スマートで注湯の性能も高く、コーヒー店がこぞって使うほど優秀なケトルでした。

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その山善が、2020年に新型の温調電気ケトルを販売しました。

山善「NEKM-C1280」

このケトル、普通なはずが無い!

2018年から山善に続いて次々と優秀なケトルが登場しでいる中、普通のケトルを出しても埋もれるだけです。

今回は気になる山善の最新の電気ケトル「NEKM-C1280」の性能を他のケトルと比較していきましょう

山善「NEKM-C1280」とは?

山善はどんな会社?

山善は1947年大阪で創業した機械工具の卸売会社です。

え、生活用品とかじゃなかったんや

家庭用品の領域に進出したのは1978年で、こたつや扇風機が主力でした。

今ではヒーターやアイロン、調理器具まで幅広い展開をしていますね

そして今では「山善」と調べればトップにケトルが上がっています。

山善のケトルは、それほどのヒット商品だったという事ですね

NEKM-C1280の重量・容量

【本体重量(容量)】
▪︎山善:569g(800ml)
▪︎オクソー:706g(1000ml)
▪︎ビタントニオ:643g(800ml)
▪︎ブリューイスタ:632g(600ml)

NEKM-C1280は他のケトルと比較しても非常に軽いことがわかります。

ハンドルの形も大事ですが、やはり手が疲れる原因のほとんどは重さが原因です
同じ姿勢を保持すると、ジワジワと手首にくるよな

NEKM-C1280の大きさ・寸法

【ケトルの寸法】※右下が山善
▪︎長さ:28.5cm
▪︎幅 :19cm
▪︎高さ:24cm
【台の寸法】※一番右が山善
縦 :17.4cm
横 :14.2cm
高さ:2.5cm

多くのケトルの台座は20cm以上が多く、比較すると一目瞭然です。

NEKM-C1280は全体的にコンパクトでスマートなケトルと言えますね

NEKM-C1280のコードの長さ

▪︎オクソー:0.8m
▪︎
ビタントニオ:1.2m
▪︎ブリューイスタ:1.2m
▪︎山善(従来品):0.9m
▪︎山善(NEKM-C1280):0.7m

NEKM-C1280のコードは全長70cmで、決して長いとは言えません。

むしろ従来品より短くなり、今回比較したケトルの中では最短。
引っ掛かり事故防止のために、環境次第では延長コードのも検討して下さい!
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温度調節機能の設定範囲

▪︎オクソー:40℃~
▪︎ビタントニオ:50℃~
▪︎ブリューイスタ:40℃~
▪︎山善(従来品):60℃~
▪︎山善(NEKM-C1280):60℃~

NEKM-C1280は従来品と同じく、60℃から1℃ずつ設定が可能です。
ちなみに40℃とかって何に使うんや?
玉露などの抽出に使うので、コーヒーや紅茶の抽出では支障無さそうですね

山善「NEKM-C1280」口コミ・評判

▪︎現在温度がわかるので便利
▪︎湯が細く出せる
▪︎沸騰が早い
▪︎蓋が硬い
▪︎湯がケトル内に残る

前回の製品でも湯残りと蓋の硬さが話題になっていましたが、今作もこの点について声が上がっていました。

個人的には全然気にならない硬さです。

オクソーやブリューイスタも同程度の硬さなので「そんなに硬い?」と思ってしまいます。
まぁケトルを4台同時に比較できるシチュエーションが異常なんやけどな
湯がケトル内に残る点については、後程チェックしてみましょう

山善「NEKM-C1280」の特徴

沸騰速度が早い

従来品に比べて、沸騰までの時間が大幅に改善されています。

従来品の1000Wから1200Wにパワーアップし、満水時の沸騰時間が1分短縮されました。
ケトルの沸騰時間の早さは消費電力であるW(ワット)数でほぼ決まるで!

1200Wは最近のケトルでは標準的で、山善のケトルも安価ながら高額なケトルと変わらない性能になっています。

ちなみにオクソーのトンデモケトルは1250Wで、比較の際に圧倒的なパワープレーを見せるのでお楽しみに!

省スペースでスマートな使い心地

山善のケトルは他のケトルに比べても、圧倒的な省スペースを実現しています。

本体もスリムでありながら、台座も小型で持ち運びにも便利。

安価で性能と省スペースを両立している点で、山善はちょうどいいバランスです。

温調ケトルの中でも最軽量クラス

重量の比較でもわかる通り、山善のケトルは温調ケトルの中で軽い部類です。

容量600mlのブリューイスタのケトルよりも軽量なので、取り回しの良さも群を抜いています。

抽出精度が高い

湯の細さについては従来品から評判が良く、今作も変わらず好評です。

後程コントロール検証で確認していきましょう

従来品より質感が向上

従来品はマットブラックだったのに対し、今作はメタリックブラックで光沢感が前面に押し出されています。

従来品は写真の奥(ビタントニオ)のような黒色でしたが、見比べると光沢感が良くわかります。

個人的に金属感が好きで質感が上がったと思っていますが、好みは分かれるかもしれません。

現在温度を常に表示する

山善は従来品の時から、保温中でも現在温度を表示してくれます。

ビタントニオのケトルは目標温度に到達すると現在温度を表示しないので、再起動して温度を確かめる必要がありました。

何℃かわかれば、水を追加した際の待ち時間もわかりやすいですね♪

保温設定が手動

オクソーやビタントニオは沸騰を完了すると自動で保温しますが、山善は「keep」というボタンを押す必要があります。

一度押すと1時間保温モードに。ケトルを外しても有効なままです。
自動保温は消し忘れで無駄に電気を使ってまうな
任意でオンオフ設定できる方が電気代を浪費せずに済みますね♪

保温の設定温度に誤差が生じる

NEKM-C1280は保温すると設定温度から+1~2℃まで加熱します。

写真は保温を90℃に設定したときの温度です

保温しない場合は設定通りですが、温度に拘りたい方は設定温度を少し下げて保温ボタンを押してください。
90℃を狙う場合は88℃に設定します
「多少の誤差は気にしないぜ!」という方は、そのままお使い頂けます

ケトル内に湯が残りやすい

口コミでもあったように、以下3点の特性によりケトル内に湯が残りやすい傾向があります。
▪︎蓋部分に折り返しがある
▪︎抽出穴が内側に向かって出っ張っている
▪︎口が狭く縦長構造なので拭きにくい
従来品でも声が上がっていましたが、コンセプト上改善は難しいのかも
他のケトルも多少湯が残りますが、NEKM-C1280はケトル口が狭く拭き取りが面倒。
どうしても乾かしたい場合は、使用後に逆さにして乾かす方法が最も有効です。
蓋付近に水分が溜まる可能性があるので、拭き取るのをお忘れなく!

沸騰時間の比較検証

山善「NEKM-C1280」と他社温調ケトルの沸騰時間を比較検証します。

検証方法は以下2通り
【沸騰検証】
▪︎水量  :600ml
▪︎設定温度:100℃
【設定温度検証】
▪︎水量  :600ml
▪︎設定温度:90℃

最新鋭で人気のブリューイスタの容量が600mlなので、そこに合わせて設定しました。

また、温度を設定した際の微調整でかかる時間を加味した検証も同時に行います。

沸騰検証結果

▪︎オクソー:2分56秒
▪︎ビタントニオ:3分27秒
▪︎ブリューイスタ:4分8秒
▪︎山善(NEKM-C1280):3分22秒
やはりワット数がものを言うな・・・

湯沸かしの性能で言えば山善の「NEKM-C1280」は2021年時点で上位の部類です。

高価なケトルにも引けを取らない十分なパワーを持っていますね!

設定温度検証結果

▪︎オクソー:2分56秒
▪︎ビタントニオ:3分46秒
▪︎ブリューイスタ:3分41秒
▪︎山善(NEKM-C1280):3分20秒

旧世代品のビタントニオが温度の微調整に苦戦していました。

最新のケトルは設定した温度に到達するのもスムーズで、特にストレスを感じることもありません。

100℃沸騰では同じ容量のビタントニオと同程度の速度でしたが、温度を設定した場合は性能差が明確ですね!

この点からも、現在は山善の方が当時13,000円だったビタントニオの性能を超えていると言えます。

そう考えると山善のコスパってめっちゃええんやな・・・

注湯コントロール・精度検証

NEKM-C1280は細口ケトルで、1杯用の抽出に難なく対応できる精度を持ちます。

その注湯精度を以下の点に注目して、他社の温調ケトルと比較しました。

▪︎細く注湯した際の湯が落ちる位置
▪︎湯のブレやすさ
動画が非常にわかりやすいので、ご確認ください

ビタントニオ

▪︎位置:真下と手前に落ちる
▪︎ブレ:非常に大きい

ある程度の湯量なら狙った箇所に落ちますが、細く抽出しようとした途端に手前側に湯が落ちる傾向があります。

微妙な傾き加減で手前に落ちる力が働くので、細かいコントロールを求められる場面で苦戦しますね・・・

オクソー

▪︎位置:真下と手前に落ちる
▪︎ブレ:多少のブレがある

ビタントニオ程ではないですが、少し手前側に引っ張られる傾向があります。

1.0Lの温調ケトルの中でも非常に精度が高く、優秀なケトルなのは間違いありません。

ただし、重量のせいで高い精度を長時間保持するには苦戦します。

可能であれば2杯以上の抽出で使用したいですね

ブリューイスタ

▪︎位置:終始真下に落ちる
▪︎ブレ:全くない

ブリューイスタが大人気の理由は、この抽出精度の高さです。

湯沸かしの速度では劣りますが、補って有り余るほどの注ぎ心地がマニアの心を惹きつけます。
拘りの1杯を提供したい方には、非常に相性がいいですよ♪

山善「NEKM-C1280」

▪︎位置:真下と奥側に落ちる
▪︎ブレ:あまりブレない

湯量が少ない時は真下へ、それ以外は孤を描くように落ちます。

綺麗な線を保持したまま落ち方が変化するので、揺れるような軌道にはならず注ぎやすいです。

また、奥側に落ちるのでケトルとドリッパーの接触事故も起きにくくなります。

個人的にはコントロールしやすく、メリットの方が大きいと思います

山善「NEKM-C1280」のレビューまとめ

メリット

▪︎長時間精度の高い抽出ができる
▪︎現在温度を常に確認できる
▪︎スマートで場所を取らない
▪︎沸騰速度が速い

NEKM-C1280は軽くて扱いやすく、バランスの整った良品です。

手の負担も少なく、長時間精度の高い抽出を維持できるので女性にもオススメできます。
持ち運びの際もかさばりにくく、イベントなどでも大活躍間違いなし!

デメリット

▪︎保温にすると思った温度にならない
▪︎メンテナンスに手間がかかる
▪︎コンセントに配慮が必要
レシピに拘りたい人には、温度の面で少し困った特性がありますね

また、使用後カラッカラにしておきたい方はケトルを逆さまに向けて乾かすなどの工夫を試してみてください。

湯残りはどのケトルでも起こるので、ミネラルの跡が気になる場合はクエン酸洗浄も有効です。
個人的に湯残りをデメリットに感じないので、使うと案外気にならないかも♪

山善「NEKM-C1280」をオススメしたい人

▪︎高性能な温調電気ケトルを探している
▪︎予算が1万円以内
▪︎イベントで使い勝手の良いケトルが欲しい
▪︎コンパクトなケトルが欲しい
▪︎カッコいいケトルが好き

汎用性の高い温調電気ケトルなら、山善「NEKM-C1280」が最有力候補に入ります。

持ち運びの利便性や沸騰の速さ、容量のバランスもイベント等で活躍できる性能です♪

軽いし取り回しも心地よくて、2万円台のケトルを差し置く程満足しています。

あなたも、山善の最新ケトルの良さを体験してみませんか?

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ちなみにNEKM-C1280と同性能のモデルにEGL-C1280があります。

性能は同等ですが少しだけデザインが異なり、こちらは白色のカラーもあります。

↓山善「EGL-C1280(白)」をチェックする↓

コーディネートしたい雰囲気に合わせて選んでみてください♪
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