どうも!コーヒーミルに加えて電気ケトルの検証にも手を出したこまめです!
皆さんはケトル選びに悩んだことはありませんか?
直火式・電気式で全然違うもんな
さらに言えば、電気式でも温度調節できるタイプとできないものに分かれます。
抽出において温度は非常に大事で、コーヒードリップにおける温度は90℃辺りが多くのレシピで採用されてるね〜
ということは、温度調節できないケトルであれば沸騰したお湯を冷まして使用するという手間と時間が発生します。
温度がブレると、味も安定せんしな
忙しい人にとっては、それだけでもドリップが億劫になってしまうかもしれません。
そんな悩みを解決してくれた便利なケトルが、温調ケトルです。
その中でも、今回紹介したいのがOXOの温調ドリップケトル。
金額にして約2万円前後。
イベントでも必ず連れ回し、あらゆる抽出で大活躍していましたね
写真は2020年に撮影したやつやな。懐かし・・・
2万円ともなると安易には手が出しづらく正直最初は手を出そうか大変悩みました。
というのも、このケトルの前にビタントニオのケトルを持っていたからだね〜
2019年あたりは、温調ケトルの中で800mlを3分50秒で沸騰させられる性能に驚いたものでした。
当時はティファールより早く、速度を求められるイベントでは大活躍していましたね
しかし、僕はビタントニオを圧倒するOXOの魅力に惹かれました。
- 注湯の精度
- 容量
- 湯沸かしの速度
全てにおいて理想的なケトルだったからです。
見た目は無骨でシンプルなイメージなんやけどな
そんなOXOケトルのレビューですが、実はあまり見かけません。
見た目のせいなのかマーケティングの問題なのか、使用者も少ない印象です。
やっぱり時代はBrewistaやEPEIOSが人気ですからね
高価なケトルこそ気軽に試せないのに、得体が知れないまま現在も販売されているという印象です。
じゃあOXOのケトルってどんなもんなん?
そんなあなたの疑問を本日、全て解決します。
OXO温調電気ケトルの性能
OXOのケトルの特徴・性能はざっくりいうと以下の通りです。
- 最大96℃で30分保温
- 容量1リットル
- タイマー機能あり
- 沸騰まで4分26秒
実はオクソーのケトルは山善より前からありましたが、コストの高さがネックで影を潜めていました。
当時のハイスペ技術の塊のようなケトルなんやけどな
本当に誰に話しても知らない状態だったのがびっくりだったんですよね
では更に突き詰めてOXOのメリットやデメリットについて紹介していきましょう。
オクソーケトルのメリット
操作がシンプル
オクソーケトルはたった1つのボタンを「押す」「回す」だけの簡単操作が特徴的です。
タッチパネル特有の「タッチが反応しない!」という現象ありません。
逆にアナログチックな方がストレスなくできる場合もあるってことやな
沸騰時間が早い
他製品との比較のため、容量800mlで沸騰までの時間を計測しました。
結果は4分30秒程度とそこそこ高速!山善より30秒程度早いです。
【2023年4月】EPEIOSの検証の際にOXOの再検証も行いました。
表の通り、後発で登場したケトルに対しても遅れを取らない湯沸かし速度が魅力的です。
単純にワット数が1250Wと、多くのケトルが採用している消費電力よりも大きいんですよね
でも100℃以外の設定で温調した場合の速度はEPEIOSのケトルも早いから、時代の進歩を感じるなぁ
注湯コントロールが精密
オクソーのケトルは注湯量を幅広く調整できるので、1杯用から大量抽出まで全て賄えます。
1Lも入るのにこのコントロール幅のケトルは貴重ね〜
ただ、図体は大きいからケトル本体がドリッパーに当たらんようにする必要はあるから注意やな
温度調整の幅が広い
オクソーのケトルは40℃~100℃と、電気ケトルの中でもトップクラスの温度幅。
今やったらFELLOWのケトルと同じ幅やな
玉露抽出まで想定した温度調整機能で、あらゆるシーンで活躍しますね
1ℓの大容量!
今までの電気ケトルの中で、オクソーは容量1ℓと過去最大クラス!
実は0.8ℓ入るビタントニオのケトルと重さは60g程度しか変わりません!
容量と取り回しの良さを両立した所も、オクソーの特徴です。
メンテナンスしやすい
オクソーはほぼ全面ステンレスで、汚れが目立ちません。
蓋の面積も広いし、中を掃除しやすいのも好印象やな
保温中も現在温度を表示
オクソーなら保温中も現在温度を表示してくれます。
ビタントニオとかは保温状態になると現在温度を表示せんからな
なので途中で水を注ぎ足す時はつけ直しをしていましたね
現在温度がわかれば温度上昇中でも使えるので、お茶や紅茶の複数抽出も楽。
蓋の作りが優秀
オクソーの蓋はしっかりとしている上熱くなりません。
持ち手が滑りにくく、火傷のリスクが少ないので両手持ちや水の追加なども簡単ね〜
蓋はこのようにハンカチなどの上に置くことで、衛生的で安全に使用できます。
収納しやすい
オクソーのケトルは、コンセントをキレイに巻き取れてスマートに片付けができます。
絡まりにくいのから、ストレスも少なく出し入れができるで
オクソーケトルのデメリット
コンセントが短い
オクソーのケトルは、収納性が高い代わりにコンセントが短めです。
- ビタントニオ:1.2m
- オクソー:0.8m
- 山善:0.9m
僕はイベントで使用する事が多くて、コンセント位置が不定なので延長コードが必須でしたね
引っかかるリスクを減らすためにも、延長コードの購入はオススメします。
台座の電源オフが早い
ケトルが台から離れて60秒経つと、台座の電源がオフになります。
じっくり淹れる時に電源が切れてますね
常に一定温度で抽出したい人は、ボタンポチポチが面倒に感じるかもな
台座に置いてる際の保温時間は30分なので、こまめに台座に置くなど癖をつければ問題ありません。
総重量が重め
水をMAXまで入れると総重量は1.7キロになります。
片手で持ち続けると手首が痛くなるので、基本を両手持ちですね
フタに手を添えるだけでケトルの重心が安定するから、絶対そっちのがええな
OXOケトルのレビューまとめ
OXOのメリット
- 沸騰が早い
- 注湯精度が高い
- 温度調整の幅が広い
- 大容量1ℓ
- メンテが簡単
- 蓋の作りが安全
- 収納もスマート
個人的にポイントが高いのは、容量と抽出精度が両立できる点ですね!
沸騰も早いので、スピードやその場の調整を求められるイベント時に非常に役立ちます。
OXOのデメリット
- コンセント短め
- オートオフが早い
- 総重量が重い
総括
オクソーのケトルは値段に見合った超ハイスペック品。
温調ケトルで性能を求めるなら、オクソーは知る人ぞ知る名機。
温度調節はもちろん、注湯性能などケトル自体のスペックが非常に高いですね
OXO一台あると湯沸しの常識が変わるかもな!
と言いたいくらいに満足してもらえる商品だと感じています。
というわけで、今回の紹介は以上です。
ケトルについての検証は他にも沢山あるので、他の記事もチェックしてみて下さい。
他にも収集して欲しいデータ・検証リクエスト等承りますので、何かあればコメント欄や各種SNSにご連絡下さい。
コメント
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