安清式木製ドリッパー性能を比較レビュー!オススメのペーパーフィルターは?

木製のドリッパーがあることをご存知ですか?

実は木製のドリッパーはほとんど存在せず、非常にレアな代物です。

技術や耐久性の問題なのか、木でドリッパーを作るのは難しいのかもしれません。

 
そんな中でも唯一の名器と呼ばれるのがコチラ!

安清式木製ドリッパー

 
アンセイシキ・・・?
 
やすきよ式と読みます

漆器(しっき)で有名な石川県の山中塗の技術を用いて作られた工芸品とも言えるドリッパーです。

石川県はろくろを用いて木を削り出す「挽物木地(ひきものきじ)」で全国一の生産量を誇り、優秀な木地師を多く抱えています。
 
形状を見ると段状に掘られていますね

今回は、そんな職人の技術が詰め込まれた安清式木製ドリッパーの性能を検証・紹介します。

安清式木製ドリッパーの特徴

優れた質感と耐久性

安清式木製ドリッパーは全て職人の手作りです。

手に取るとわかりますが、表面はサラサラで丁寧に加工されていることがわかります。

また、本製品は縦木取りと呼ばれる工法で作られており、耐久性が高いとのこと。

 
縦木取りってなんや?
 
輪切りにした木の年輪に対して、平行に切り出す工法ですね

縦木取りで作られた本製品は、このように縦に筋が入ります。

もう一つの工法に横木取りがあり、コチラは大型の器や年輪の特性を活かした芸術性の高い作品に用いられます。

 
木目の良さを楽しめるのが、横木取りの良いところですね!

見た目に反して軽い

安清式木製ドリッパーは見た目は重厚な印象ですが、123gと軽量な部類です。

 
具体的にはORIGAMIドリッパーとほぼ同じ重さですね

 
樹脂系のV60よりも20g程度重いだけやし、持ちやすさも相まって想像以上に軽いな

持ち手などの凹凸もなく、収納面も嵩張らず軽いという特性が非常に好相性です。
 
扱いやすさで言えば、トップクラスに入ると思います

熱くなりにくい構造

安清式木製ドリッパーは木製のため、ドリッパーそのものが熱くなりにくいです。

木材は鉄と比べて約570倍も熱伝導率が低く、何度抽出しても本体は熱くなりません。

 
持ち手のないドリッパーは、本体が熱くなったり扱いにくさが気になるんよな
 
そんな心配がないので、普段使いもしやすいですね!

余分な手入れが不用

木製の製品となると、お手入れが気になりますよね

しかし、安清式木製ドリッパーは特にオイルを塗ったり等のケアは不用です。

なのでドリップ後は水洗いのみで済ませる事ができます。

安清式木製ドリッパーの注意点

安清式木製ドリッパーは木という材質上、注意点がいくつかあります。

注意点まとめ
▪︎濡れたまま放置しない
▪︎食器用洗剤は使用しない
▪︎電子レンジ不可
▪︎食洗不可
 
要は使用後にすぐ水洗いして拭けってことやな

頑丈とはいえ木なので、長持ちさせるために当たり前のことを確実にすることが大事です。
 
代わりに特筆すべきケアはないため、メンテナンス面でも優れていると言えますね

抽出検証

ドリッパーは、お湯の抜ける速度がコーヒーの味に影響を及ぼします。

お湯が抜ける速度が遅いと、長時間コーヒーの粉が湯に浸かることになります。
 
長すぎると、好ましくない成分が抽出される可能性もあるよな

そのため、抽出速度が遅いドリッパーは挽き目や湯温で調整を加えます。

 
逆に速度が速いほど、より幅広い温度帯や挽き目でコーヒーを抽出できますね

早ければいいわけではありませんが、ドリッパーのコンセプトを理解することが大切です。

抽出条件

検証備考
▪︎挽き目:FELLOW Ode「4-1
▪︎フィルター:HARIO V60(1~2杯用
▪︎ペーパーリンス:無し

正確な抽出時間を検証するため、マシンを用いて下記の条件で抽出を行います。

より通常のドリップに近い形で、蒸らしから3投に分けて注湯する設定にしました。

また、FELLOWの挽き目についてはコチラのデータをご参照ください

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電動ミルの中でも非常に微粉が少ないため、抽出検証に採用しています。

抽出検証結果

安清式木製ドリッパーは1分47秒で抽出が完了しました。
比較一覧(2~4杯用)
▪︎V60(HARIO):1分29秒
▪︎安清式木製ドリッパー:1分47秒
▪︎V60MUGEN(HARIO): 2分23秒
▪︎V60粕谷モデル(HARIO): 4分42秒
▪︎名門ドリッパー(KONO):1分28秒
▪︎ドリッパーM(ORIGAMI):1分22秒
▪︎フラワードリッパー(CAFEC):1分26秒

円錐タイプの中では、比較的ゆっくりな抽出と言えます。

速いドリッパーは軒並み1分20秒台やからな

逆に言えば湯が溜まりやすいため、抽出前半でしっかり湯にコーヒー粉を漬け込むという手法が取れます。
スプーン攪拌などもしやすいですね!

味が抽出され辛い浅煎りでも、ボディ感のある仕上がりに調整できる点が優秀と言えます。

紙フィルターでできる工夫

安清式木製ドリッパーは円錐形のフィルターなら何でも使用可能です。

以下のペーパーフィルターはほぼ抽出速度が同じため、通常抽出の場合はコチラをお使いください
▪︎V60(HARIO)
▪︎アパカ(CAFEC)
▪︎アパカ+(CAFEC)
▪︎T83(CAFEC)
▪︎T90(CAFEC)
▪︎MD46(KONO)

例外としてT92(CAFEC)だけ、意図的に抽出を遅らせることができます。

安清式木製ドリッパーのゆったりとした速度を更に落とすことが可能です。

例えば粗挽きの粉を長時間湯に漬けたい等の意図がある場合に、このフィルターを使います。

実際に使った際の検証がコチラ!
なんと抽出時間が3分16秒まで遅くなりました。

粗挽きの浅煎り豆を抽出する際など、多彩な抽出が可能になります。

是非遊んでみてな!

安清式木製ドリッパー評価まとめ

ドリッパー評価軸(◎・○・△・×)
▪︎抽出速度:○(やや早め・普通)
▪︎手入れ :○(簡単・湿気に注意)
▪︎取り回し:◎(非常に良い)
▪︎収納性 :◎(非常に高い)
▪︎持ち歩き:△(強度・保管環境に不安)

軽く取り回しの良い点では最高評価ですが、扱いには注意が必要です。

外に持ち出すと湿気や落下のリスクもあるから、正直家向きやろうな
木製でインテリアとの親和性も高いですしね

正直性能よりも木製というレアな素材自体が非常に魅力的です。

使えば使うほど味が出るので、長年連れ添う相棒として楽しむのも価値があると思います。
暖かい空間作りに、安清式木製ドリッパーを採用してみるのはどうでしょうか?

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ドリッパー評価軸(◎・○・△・×)
▪︎抽出速度:○(速い)
▪︎手入れ :○(簡単)
▪︎取り回し:○(良い・要ホルダー)
▪︎収納性 :◎(非常に高い)
▪︎持ち歩き:◎(非常に良い)

樹脂製のORIGAMIドリッパーで、従来の磁器製と比べて使い勝手が格段に向上しました。

持ち手がなく、本体も熱くなり難い点で、安清式木星ドリッパーと共通しています。

Sサイズのみの展開ですが、アウトドアでの使用に適している点で使い分けも可能。

見た目もシンプルでオシャレなため、イベントでも映えます。

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