【比較レビュー】TIME MORE「栗子nano」と「nano plus」の違いを数値検証!

こんにちは!自称タイムモア非公式アンバサダーのこまめです。

2021年11月現在、タイムモアから発売しているグラインダーを全種所持しています。

廃盤のヤツだけないけどな‥

とにかく現在は、タイムモアの製品の検証がマイブーム。

そして今回検証したいのが、コチラのミルです

栗子nano
&
栗子nano plus

白がnano、黒がnano plus。
色は違うけど、どっちも同じように見えるで
実は色やバージョンが違うだけでも、結構変わってる所があるんですよ!
では、栗子nanoとnano plusの違いとは一体なんでしょうか?

今回はnanoとnano plusの性能を比較しながら、その特徴を紹介します。

「栗子nano plus」は、以降「nano+」と呼称します。

TIME MOREとは?

栗子nanoは、TIME MOREというメーカーがミル刃から全て自社製造しています。

タイムモアは2012年に設立した中国のコーヒー器具メーカー

中国製と聞くと身構えるかもしれませんが、最近は様々なメーカーが製造委託してるのは中国です。

やっぱ日本の商品は品質が良い!

と思っているその商品は、中国で製造・組み立てた商品かもしれません。

さらに中国はコーヒー需要が加速し、様々な企業が器具販売に注力し始めました。

そんな国から生まれたタイムモアの製品は、上海のスタバで取り扱われるほど高品質であると認められています。

その中で、栗子nanoは上海のリザーブでコラボ製品として扱われてるで!

TIME MORE「栗子nano」の特徴

【基本情報】
名称:栗子nano(plus)
容量:12~15g
重量:(黒)約377g
   (白)約351g
高さ:12.5cm
幅 :(本体のみ)4.5cm
   (ハンドル折り畳み時)8.9cm
ミル刃:ステンレス製(黒のみ2種選択可)
挽き目:36段階
生産国:中国
plusの方が上位版のイメージなんやけど、合ってる?
違いは刃だけで、概ね性能はplusの方が優れていますね

しかし通常の栗子nanoにも優れた点があるため、自分に合った刃を確認して選ぶのがベストだと思います。

これから詳しく確認していきましょう!

ハンドミル史上最小クラス

栗子nanoはポケットサイズで持ち運べる超小型ミルです。

同程度の携帯性のミルと比較すると‥
太さの違いも明らかですが、デザイン性においても数段先を進んでいます。
性能まで高いとなると、勝ち目ないな
あなたなら、どのミルを持っていきたいですか?

刃の選択が可能

栗子nanoはノーマル刃かS2C刃を選ぶ事ができます。

栗子G1plusでも検証した通り、S2C刃は極細~細挽きに強いです。

↓G1plusの性能をチェックする↓

関連記事

10,000円以上の手挽きミル。手が出し辛いと思いませんか? 興味はあるけど、買って後悔したくないんよな。 一体どうすれば失敗しないミル選びができるでしょうか。 見た目?愛?性能? 実[…]

ノーマル刃は中細~粗挽きが得意で、安価で優秀な栗子C2と同じものになります。

でも軸が細いから粒度は違うんちゃう?

後ほどの検証で、微粉量や粒度についてもチェックしていきましょう。

ボディの色を選べる

栗子nanoは白か黒の2色から選べます。

nano plusは黒色のみ。白色は栗子nanoのみ販売。

つまり以下3通りの選び方ができます。

▪︎栗子nano(黒)
▪︎栗子nano(白)
▪︎nano+(黒)

ここで面白いのが、色で重さや質感が違うことです。

それぞれの色の特徴について紹介するで

①ブラック(黒)の特徴

▪︎凹凸加工が施された金属感のあるボディ
▪︎強いグリップ力が期待できる
▪︎汚れが目立ちにくい

黒の大きなメリットは滑らないボディの構造です。

ダイヤモンド・パターン加工と言われる無数の凹凸が掌にグッと食い込んでフィットします。

よく見るとC2は縦目、栗子nanoは斜め状に配置されているのが特徴。

栗子C2に比べてエッジが効いていて、グリップ力が増しているように感じます。

ただ、硬い豆を挽くとグリップが強すぎて掌が痛くなるので注意!

②ホワイト(白)の特徴

▪︎サラサラとしたマットな質感のボディ
▪︎インテリアとの親和性が高い
▪︎金属臭がつきにくい

黒と違ってゴツゴツと尖った感触ではないので、手触りが良いです。

代わりにグリップ力は落ちるな

なので硬い豆を扱う場合は、黒のノーマル刃をオススメします。

画期的な折り畳み式ハンドル

タイムモアの技術の高さを伺わせるのが、折り畳み式ハンドル。

長さは栗子C2より少し短い程度。十分なリーチで強度も抜群。

他のメーカーにも折り畳み式のハンドルがありますが、構造はタイムモアがダントツで優秀です。

オシャレかつ機能的!

このハンドルは本機の他に「栗子X」で採用され、ギミック好きな人には堪らない機構となっています。

ハンドルを付けたまま収納できるので、フタの役割も果たしてくれます。

全シリーズこれにしてほしいくらい便利!

交換パーツが充実している

栗子nanoは刃・ボディ・軸、あらゆる部品を公式サイトで購入できます。

不具合が出ても部品単位で交換できるため、一生最高のパフォーマンスを維持可能。
nanoやC2のハンドルはAmazonでも入手できます。
↓部品をチェックしてみる↓
created by Rinker
TIMEMORE
¥4,000 (2021/11/27 03:39:10時点 Amazon調べ-詳細)
これができるのが、タイムモアの優れたポイントですね!

栗子nanoの評判・口コミ

▪︎コンパクトでデザインがいい
▪︎思ったより早く挽ける
▪︎挽き心地が良い
▪︎一度に挽ける量が少ない

掌に収まる持ち心地、刃の性能、ハンドルの勝手の良さが大好評。

全てにおいてバランスが良く、タイムモアの製品トップの人気を誇るのも納得。

これ以上に優れた小型ミルが今後出るなんて想像できんわ
容量については仕方ないので、複数人に提供する場合はC2で挽くなど使い分けをオススメします。

栗子nano・nano plus検証

挽き目の検証

栗子nanoはノーマル刃・S2C刃共にエスプレッソ〜プレスまで対応可能です。

説明書によると、どちらも以下の粒度が目安になっています。

▪︎エスプレッソ:10-14クリック
▪︎ハンドドリップ:18-24クリック
▪︎フレンチプレス:25-27クリック
(※0~6は刃を痛めるため使用不可)
ノーマル刃もS2C刃も挽き目同じなん?
いえ、それぞれ調整幅が異なるので以下の点を検証しましょう。
①エスプレッソ(極細)挽きは可能?
②粗挽きはどこまで実用的?
③中挽きはどのあたり?

①エスプレッソ(極細)挽きは可能?

nano/nano+の最小粒度は以下の通り。

▪︎栗子nano:9クリック
▪︎nano+:7クリック
ノーマル刃は共通で「8」以下で詰まる傾向がありますが、栗子nanoも同じでした。
この点から、nano+は栗子nanoよりも挽き目の調整幅が優れていると言えます。
この挽き目をキャプテンスタッグの挽き目「3」と比べてみると‥

栗子nano・nano+共に、キャプテンスタッグよりも細かくなりました。

実際に20gの豆で9気圧かけると4分以上かかります。

ってことは挽き目に余裕があるってことやな
ちなみにキャプテンスタッグの粒度は、ギリギリエスプレッソが作れるレベル。

↓キャプテンスタッグの挽き目検証はコチラ↓

関連記事

セラミックコーヒーミルといえば何を想像しますか? やはりポーレックスが代表的ではないでしょうか 先日「コーヒーミル2」の記事で微粉や粒度などを徹底的に検証しました。 ↓見れば納得!ポーレックスの性能検証↓ [[…]

②粗挽きはどこまで実用的?

粗挽き目安のJPpro「125」と比較して、どこまでが実用的か検証しました。
結果は以下の通り!
▪︎栗子nano:27クリック
▪︎nano+:25クリック
C2やG1は29~30クリックが妥当やから、細かい調整はnanoよりも優秀やな

微細な調整を気にしないのであれば、nanoシリーズでも十分なクオリティです。

③中挽きはどのあたり?

中挽きの定義は様々ですが、当サイトはカルディの挽き目「8」を基準にします。

入手しやすくチェーン系列の中で一番粒度が均一なため、中挽きの基準として参考にしやすいです♪

検証した結果、以下が最も近い挽き目になりました。

▪︎栗子nano:19クリック
▪︎nano+:17クリック

細挽き・粗挽きもnano+は栗子nanoの2段階下で調整すると挽き目が合います。

刃が違っても本体は同じやから、そりゃそうか
つまり、個体差が少ないということも証明できましたね!

微粉量検証

栗子nano/nano plusの微粉量を、以下の方法で検証しました。
【検証の方法】
▪︎マイルドカルディ30gをグラインド
▪︎「#30・#40・#50」のふるいに1回ずつかける

「#30」は1インチ(2.54cm)四方に30個の穴があるという意味。

#の数値が多いほど細かいです!

それぞれの挽き目で微粉量を検証した結果、以下のようになりました。

《栗子nano「19」》
▪︎#30より大きい:19.3g
▪︎#31~#40未満:3.8g
▪︎#40~#50未満:3.6g
▪︎#50より小さい:3.1g
《nano plus「17」》
▪︎#30より大きい:19.7g
▪︎#31~#40未満:3.7g
▪︎#40~#50未満:3.2g
▪︎#50より小さい:3.1g

C2とG1の分布から「中挽きはノーマル刃が優秀」と予想していましたが、ほぼ同じである事がわかりました。
つまり、刃の違いより構造が重要なんか
ここで注意したいのが、性能の良し悪しより各ミルの特徴を理解することが大事という点です。

例えばC2は正確な挽き目、G1は「#50」より小さい微分が少ないという特徴があります。
自分に合うミルを見つけるのって、意外と大変なんです
自分が納得するまで確認せんとな!

メンテナンス性の検証

栗子nanoシリーズは、G1やC2と同じ手順で分解・メンテナンスが可能です。

タイムモアのミル共通で、ダイヤル盤をミル刃と軸の両方に合わせる必要があります。
難しくはないですが、刃を嵌めてすぐ固定できないので少し面倒
コマンダンテなどは刃本体がダイヤルと一体化しているため、ネジをすぐ留められます。

ただ、nanoシリーズはタイムモアのミルの中でも小さく掃除が楽な部類です。

ブロワーでも粉を吹き飛ばしやすく、こまめなケアもしやすい♪

グラインド速度検証

栗子nano・nano+で豆を15g挽き、速度を比較すると以下の通りになりました。

▪︎栗子nano:37秒
▪︎nano+:36秒
▪︎栗子C2:28秒
▪︎栗子G1:47秒

nano+は豆の噛み込み量が多いため、その気になれば更に早く挽けます。

その代わり、ハンドルは栗子nanoより重いねん
浅煎り豆だとnano+は挽き方を工夫しないとキツイですね

また、最小の挽き目でどの程度グラインド時間に差が出るのかも検証しました。

▪︎栗子nano:1分42秒
▪︎nano+:56秒
やはり、S2Cは細挽きに強いですね。

ノーマル刃の方が挽き心地は軽いですが、時間が長過ぎて肩が痛くなります。

TIME MORE「栗子nano」の評価

メリット・良い点

▪︎好みに合わせてカスタムできる
▪︎唯一無二の携帯性
▪︎ギミック・実用性に秀でたハンドル

栗子nanoは携帯性だけでなく、値段相応の性能を持ち合わせています。

S2C刃を選べば、極細~プレスまでオールマイティに対応可能です。

キャンプ以外でも、カジュアルにコーヒーを楽しめるハイレベル器具といえます。

デメリット・気になる点

▪︎容量が少ない
▪︎S2C刃が硬い豆と相性が悪い

栗子nanoはカバーできる範囲も広く、欠点らしいところが見つかりません。

強いて言うなら、豆の硬さがダイレクトに反映されるので硬い豆には弱いかもしれませんね。

栗子nanoをオススメしたい人

▪︎旅行・キャンプが好き
▪︎精度の高い小型ミルが欲しい
▪︎機械的なものやギミックが好き
▪︎用途毎にミルを使い分けたい

小型ミルが欲しいと思う方には、これ以上無いと言えるミルかもしれません。

カッコイイし、セラミックミルよりも断然優秀やもんな

個人的には、キャンプを考えるなら黒をオススメします。

インテリアとの親和性を求めるなら、白もいいですね!

栗子nanoまとめ

今回1番驚いた発見は、刃が同じでもミルの構造で粒度が変わるという点です。

栗子nanoにおいては、どちらの刃も同じクオリティの粒度になりました。
nano+はオールマイティだけど、ハンドルが重め
栗子nanoは滑らかな挽き心地だが、細挽きが苦手

このように覚えておくと、選びやすいと思います。

是非この記事を参考に、自分に合ったミルを選んでみて下さい。

個人的なオススメは黒のナノプラスですが、人気なので入手に少し時間がかかります。
ノーマルはすぐ手に入るけど、plusは2日〜3日ってAmazonに書いてたな

ECサイトではnanoかnano plusか一目で判断が難しいので、下記でご案内します。

Amazon以外だと旧式のnanoSなどもごちゃ混ぜで販売されているので注意!

↓栗子nano(白)はコチラ↓

created by Rinker
TIMEMORE
¥14,980 (2021/11/27 09:55:31時点 Amazon調べ-詳細)

↓栗子nano/nano plusはコチラ↓

created by Rinker
TIMEMORE
¥14,980 (2021/11/27 12:42:08時点 Amazon調べ-詳細)

Amazonは選択欄があるので、お間違えのないようご確認ください。

この記事はあなたの役に立ちましたか?「こんな情報も欲しい」というご要望あれば、お気軽にご連絡ください!
ブックマーク・シェアもしてな~