【ドリッパー検証】台形&ウェーブ5種の抽出速度を比較!特徴と違いとは?

ドリッパーを変えたらコーヒーの味は変わるのか

前回こんな疑問から、
円錐ドリッパーのみ集めて比較検証を行いました。

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コーノや安清式ドリッパーが面白い記録を叩き出したので、ご興味あればチェックして下さい。

というわけで今回は、
円錐以外のドリッパーで下記項目を検証検証していきます。

・抽出速度
・成分量
今回検証するドリッパーの種類は、下記の目次からご確認下さい♪

ドリッパー検証の条件

検証レシピ

▪︎豆量:20g
▪︎蒸らし湯量:50ml
▪︎蒸らし時間:30秒
▪︎注湯量:300ml(蒸らし含む)
▪︎抽出量:250ml
▪︎注湯時間:1分(蒸らし30秒)
▪︎回す回数:5回
▪︎挽き目:JPpro「75」
▪︎ペーパーリンス:有り

上記の検証を次の点に注意しながら抽出しました。

①水の時間帯を揃える

いつもは天然水を使いますが、
今回は浄水した水道水で検証します。

 

時間帯が変わると水質が変化しコーヒーの濃度に影響が出るため、同じ時間帯のものを使用します。

そのため今回の検証と円錐ドリッパー編では濃度が異なります。

②コーヒー豆の購入日を揃える

条件を整えるため、
同日に購入した豆で検証しました。

ネットは同じロットの豆かわからないので、実店舗で購入しました!

③ペーパーフィルターの選定 

台形はメリタアロマフィルター

その他の形状はメーカー推奨のペーパーフィルターを使用します。

ウェーブフィルターが2通りあるので、お楽しみに!

④成分量検証の手順

▪︎抽出後コーヒー液を軽く攪拌する
▪︎少量をコップに取り温度を統一する
▪︎濃度計にて濃度を測定する

全て抽出量が同じなので、濃度から成分がどれだけ出たかを比較できます。

温度が異なると濃度測定が不正確になるので、温度条件も揃えるようにしました♪

ドリッパー比較検証

カリタ/103D

3つ穴式の台形ドリッパー。103Dは4~8杯用でゴツゴツしていますが、サーバーに乗せやすく作られています。
コーヒーを大量抽出したい人に
103Dはオススメです。
▪︎抽出時間:2分20秒
▪︎濃度:1.23%

出だしは早いのですが、
突如抽出後半で失速します。

敢えてそういう設計のようで、
何度やっても同じ結果になります。

雑味をカットするコンセプトで、湯が留まるようになってるって事か。
落とし切るより、抽出時間で切り上げる抽出が向いていますね
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メリタ/SF-M1×4

世界初のペーパーフィルターを作ったメリタのドリッパーは、一つ穴式。

現在当たり前のように売られている
台形ドリッパーの祖先と言えます。

今回は4~8杯用の大型タイプ。かなりゴツゴツしていてサーバー等に嵌め込む方式です。

サーバーの口が小さいと安定せず、逆ににしっかりハマると抜けにくいという難点があります。
▪︎抽出時間:1分56秒
▪︎濃度:1.23%

カリタと違い最後まで湯が均一に抜けるので、ストレスなく抽出できます。

安定感の問題さえ無ければ最高なんやけどな~

対策としては、
このようにドリップステーションで固定するといいかもしれません。

2~4杯用のタイプならコンパクトで使い勝手がいいので、沢山抽出しない方はコチラでOK!
↓2〜4杯用↓
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カリタ/ウェーブドリッパー

カリタが生み出した傑作。ウェーブフィルターという独特なフィルターでコーヒーを均一に、美味しく抽出できるように開発されました。

ビジュアル面も申し分なく、
ドリッパー=台形の概念を変える斬新なドリッパーと言えます。

▪︎抽出時間:1分53秒
▪︎濃度:1.21%

V60や103Dと同じく、
後半に失速する点は同じ。

落としきらず途中で外して雑味をカットする抽出が向いていますね!

メリタ/アロマフィルター

抽出口が変わった位置にあるドリッパー。液ダレを防ぎ抽出時間を伸ばすことがコンセプトになっています。

一本の線を描くように、静かで優雅にコーヒーを抽出する様子が美しい。

抽出が終わるとピタッと止まる点も、
設計思想通りで感心します。

▪︎抽出時間:2分39秒
▪︎濃度:1.25%

コンセプト通りゆったりした抽出速度。

決まったレシピさえ組めれば、
前述のピタッと止まる特性から再現性の高い抽出が可能です。

放っておいても美味しいコーヒーができる、お年きりに特化したドリッパーと言えます♪
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ブルーボトルコーヒードリッパー

ブルーボトルが販売するオリジナルドリッパー。高級感があってカッコイイ。

ウェーブフィルターを使う点はカリタウェーブと同じですが、穴が一つというのがポイント。

専用のフィルターは、
カリタウェーブとほぼ同じ形状です。

今回は専用フィルターで抽出します!
▪︎抽出時間:1分38秒
▪︎濃度:1.20%

穴が一つなので遅いかと思いきや、
今回紹介した中で1番早いです。

常に抽出が安定しているので、落とし切るような抽出に向いていますね!

ドリッパー比較検証まとめ

検証で気付いたことは以下の通り。

▪︎濃度は全て近い結果になった
▪︎抽出時間に応じて濃度が変化した
▪︎一つ穴は抽出速度が終始一定
▪︎アロマフィルターの速度が最も遅い

1番早いブルーボトルとアロマフィルターの濃度は差が出ましたが、淹れ方が同じなら大差ないことがわかりました。

前回の円錐型のようにイレギュラーな結果は無く、安定した仕上がりです。

ほとんどの場合、ドリッパーの性能だけで味は変わらないのかも‥
じゃあ何を基準にドリッパー選んだらええんや?

次回はそこに注目して、
ドリッパーのオススメ度をランキング形式でご紹介します。

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