皆さんはどんなドリッパーを
使っていますか?
僕はコーヒー屋で働いてた時から
ずっとHARIOユーザーでしたが
ついに選手交代の日が来ました。
フラワードリッパー
活気のある「V60」と
比べるとなんと
可憐なお姿だろう!
清楚で気品に満ち溢れ、
おしとやかな佇まいの
こちらの方が今後の
未来を担う主力。
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お年は2020年現在、
3歳を迎えたピチピチの
ニューフェイスです。
円錐型のドリッパーですが
性能はどうでしょうか?
今日はそんな推しの器具、
フラワードリッパーの
魅力をお伝えします。
フラワードリッパーとは?
三洋産業とは
三洋産業は、
1973年創業の
コーヒー関連器具の
製造メーカーです。
円錐型ペーパーフィルターを
作ったのが三洋産業!
つまり、
円錐型フィルターで
三洋産業は最も先進的な
ノウハウを持っています。
ペーパーフィルターを
開発したのはメリタ!
↓メリタについてはこちら↓

CAFECとは
CAFECは、
山陽産業の立ち上げた
オリジナルブランドの
名称を指します。
常にコーヒーのことだけを考え続けているブランド、CAFEC
Always Fill you with happiness to let you Enjoy professional brewing at home with CAFEC coffee tools!
【引用】https://cafec-jp.com/jp/about/
なんとおしゃれな
語源でしょうか。
プロの抽出を家庭で
楽しめるというのが
コンセプト!
そんなCAFECを
立ち上げた理由も
三洋産業の情熱を感じます。
- CAFECを立ち上げた理由
- いまやコーヒーは、ホテルやコンビニ、飛行機の中など、どこにいても楽しめる時代になりました。が、しかしそれは本当に美味しいコーヒーでしょうか?
高級レストランでコース料理を食べ、最後の最後にインスタントコーヒーを提供されたらと想像してみてください。どう感じますか?がっかりしませんか?
でも残念ながら、これが現実なのです。一流レストランのシェフを含め、多くの人々が、コーヒーそのものは知っていても、本当に美味しいコーヒーは知らないのです。
「その先にあるコーヒースマイルを-本当に美味しいコーヒーを、家庭で簡単に楽しんでもらいたい。」CAFECはこの想いから誕生したブランドなのです。
【引用】https://cafec-jp.com/jp/about/brand_spirit.html
コーヒーへの熱い想い、
素敵ですね!
作ったドリッパーだから、
きっとスゴイに違いない!
フラワードリッパーの発売日
フラワードリッパーは
2017年に誕生しました。
コーノやHARIOですが、
その印象を大きく塗り替える
可能性を秘めていますね♪
フラワードリッパーの特徴
角度の浅い円錐型
フラワードリッパーは
HARIO「V60」と同様に
円錐型のドリッパーです。
実は「V60」との
大きな違いがあります。
下記の写真をご覧ください。
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台座から上の部分の
高さが違います。
直径はほぼ同じ!
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何を意味するかというと、
角度が違います。
HARIO「V60」は
その名の通り角度60°で
作られています。
直径が同じということは、
フラワードリッパーの
角度は浅いといえます。
花びら型のリブ
フラワードリッパーの
大きな特徴は
花びら型のリブ。
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公式に掲載されています。
- リブの形状の理由
- フラワードリッパーは、中心から外側へ湯の対流を起こすことによって、深い濾過層を維持します。コーヒーに雑味が入らないようにするには、よりスムーズに湯を流す必要があります。CAFECは、長年の研究を経て、ついにこれらの条件を満たす理想的なフラワー形状に辿り着きました。湯をスムーズに流し、ドリッパーの中に湯を溜めないことにより、ドリッパーの上から注ぐ湯量と、下から出てくる湯量を同じにし、雑味の無い至極のコーヒーの抽出に成功したのです。
【引用】https://cafec-jp.com/jp/products/dripper/
コーヒーの雑味を
なるべく減らすために、
早くお湯が抜けるように
なっているということです。
注目したいですね♪
持ちやすい取手
フラワードリッパーは
取っ手が持ちやすく、
安定感の高さも
魅力の一つです。
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親切な設計だと思います♪
有田焼モデルが主力
僕の持っている
フラワードリッパーは
樹脂製ですが、
本来は有田焼が主力。
- 有田焼とは?
- 有田焼(ありたやき)は、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器である。その積み出しが伊万里港からなされていたことにより、「伊万里(いまり)」や伊万里焼とも呼ばれる。泉山陶石、天草陶石などを原料としているが、磁器の種類によって使い分けている。
江戸時代後期に各地で磁器生産が始まるまで、有田は日本国内で唯一、長期にわたって磁器の生産を続けていた。1977年(昭和52年)10月14日に経済産業大臣指定伝統工芸品に指定。【引用】https://ja.wikipedia.org/wiki/有田焼
陶器と磁器の違いが
わからないので、
磁器についても
調べてみました。
- 磁器とは?
- 磁器(じき、英: Porcelain、ポーセリン)とは、高温で焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器を一般に指す。しかし西洋などでは陶器と区別されないことが多く、両者の間には必ずしも厳密な境界が存在するわけではない。素地が白くて透光性があり、機械的強度が高いという特徴がある。また、焼成温度の高い硬質磁器と、比較的低温で焼成される軟質磁器に分けられる。
【引用】https://ja.wikipedia.org/wiki/磁器
今回紹介している
フラワードリッパーは、
1300度の高温で熱せられた
磁器という区別になります。
薄く仕上がるため、
ドリッパーとして
理に適った技法です♪
ちなみに、
HARIO「V60」も有田焼。
↓HARIO「V60」について

特徴的なカラーリング
フラワードリッパーは
他のドリッパーにない
淡いカラーリングが
大きな特徴。
似たようなパステル色で
origamiがありますが、
それよりも色が優しく
落ち着きがあります。
いつものコーヒータイムに
素敵な彩りと癒しを
与えてくれるはずです♪
フラワードリッパーのレビュー
抽出速度検証
抽出レシピ
■抽出量:300ml
■注湯量:380ml(蒸らし湯量含む)
■蒸らし湯量:30ml
■蒸らし時間:20秒
■注湯時間:60秒(蒸らし時間含む)
■湯温:90℃
例によって、
実験用のレシピです。
同じ数値で行なっているので、
是非確認してください♪
抽出結果
ドリッパーの中で最高速度といえます。
とにかく抜ける速度が速く
透過式ドリッパーの鑑と
言える素晴らしい淹れ心地!
同じ円錐でも何かが違う、
そんな感覚を抱くほど
フラワードリッパーに
面白さを感じました。
抽出の幅広さ
浅煎り、深煎り
なんでもOKです。
湯を溜め込みたい場合は、
細挽きにするとできます。
雑味が出ないように
調整してください♪
抽出の難易度
HARIO「V60」同様、
多彩な抽出ができるため、
味のブレ幅も多少あります。
ただ、
豆の品質が良ければ
極端なブレや差はありません。
焙煎方法・温度など
抽出条件の方が
味に大きく影響しますね。
ドリッパーの中でも、
非常にバランス良く
抽出ができる器具です。
取り回しの良さ
持ち手の形状
洗いやすさなど、
ドリッパーの中でも
快適に使える部類といえます。
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持ち運び
取手が大型なので、
「V60」よりも
少し嵩張る程度です。
ほとんど形が近いので、
旅のお供にも最適♪
手入れのしやすさ
フラワードリッパーは
手入れが楽です。
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イベントで使用する際も、
水残りが気にならず
衛生面でも優れます。
フラワードリッパーの評価まとめ
フラワードリッパーは
非の打ち所のない
完成されたドリッパーです。
使ってみれば、
その魅力をさらに
感じていただけると思います。
全色コンプリートすれば
コーヒーを淹れるだけで
インスタ映えしますね。
ドリッパー紹介は
まだまだ山のようにあるので、
次回もお楽しみに。
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