あなたはドリッパーを買う時、どんな基準で購入しますか?
■速さ
■見た目
僕は「家で淹れるなら手軽なのがいいなー」と思って探します。
そんな時に僕が手に取るのはメリタのドリッパー。
その理由はメリタ創業の秘密と深く結びついています。
歴史とその性能について
詳しく説明します♪
メリタドリッパーとは
メリタとは
【引用】https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メリタ
メリタさんがいなければ、ペーパーフィルターは無かったかもしれません。
当時の抽出方法はネル(布)か金属製のフィルターが中心で、下記の問題がありました。
■金属→微分が出る。洗浄が面倒。
付きっきりな点もネック!
そんな想いで、メリタ夫人はペーパーフィルターを作り上げました。
メリタのドリッパーの誕生
メリタが創業してから約50年後に一つ穴のフィルターが誕生しました。
創業当初から50年間、メリタのドリッパーは穴が複数空いたものでした。
そのドリッパーが、今現在使われている形となっています。
メリタドリッパーの特徴
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元祖一つ穴ドリッパー
メリタを象徴するポイントは一つ穴。
台形(扇形)のドリッパー
飽くなき探求を続けたメリタが、1937年に特許を取得したドリッパーの理想形が現在の形。
落としきるのを待つ
メリタドリッパーは、珈琲を落としきる事がコンセプトになっています。
メリタドリッパーのレビュー
抽出速度
抽出速度の検証を、
実験用のレシピで行います。
■抽出量:300ml
■注湯量:380ml(蒸らし湯量含む)
■蒸らし湯量:30ml
■蒸らし時間:20秒
■注湯時間:60秒(蒸らし時間含む)
■湯温:90℃
抽出検証結果
「メリタドリッパーは一つ穴で抽出速度が遅い」と思っていませんか?
HARIO「V60」の結果はコチラ↓

抽出の幅広さ
抽出速度の結果からも、メリタドリッパーはある程度自由な抽出が可能となっています。
「台形一つ穴は遅い」というのは単に思い込みなのかもしれませんね。
抽出の難易度
また「味が一定」と聞きますが、この抽出スピードなら十分に変化をつけられます。
抽出速度が少し遅い分、極めると「V60」に軍配が上がります。
取り回しの良さ
①持ち運び
メリタのドリッパーの悲しい点を挙げるならば構造の複雑さです。
荷物の中に入れると
非常に嵩張ります。
無茶をすると破損の危険もあるので、一緒にお出かけするのは控えた方がいいでしょう。
②手入れのしやすさ
各箇所凹凸が多く、洗った後は拭き辛いです。
③持ちやすさ
全体的にガッシリした作りになっているので、持ちやすく樹脂製は非常に軽いです。
家で使うなら大変オススメ♪
メリタドリッパーの評価まとめ
メリタドリッパーは実は抽出速度も早めで誰でも使いやすい万能器具。
ドリッパーに迷ったら、まずメリタを選べば間違いありません。
メリタドリッパー2〜4杯用
メリタドリッパー 4〜8杯用
↓HARIO「V60」で探す↓

次回は御三家の一つ、カリタのドリッパーを紹介する予定です。
カリタドリッパーにも
意外な事実が…!!
次回乞うご期待!
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